要請番号(JL02424B18)
募集終了
3代目
・2025/2 ・2025/3 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育スポーツ省
2)配属機関名(日本語)
サワンナケート教員養成校
3)任地( サワンナケート県カイソーン・ポムヴィハーン市 ) JICA事務所の所在地( 首都ビエンチャン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
全国に8校ある教員養成校の1つで、幼稚園、小学校、中高教員養成が主な役割だが、加えて現職教員に対するアップグレード研修も行っている。配属先には就学前教育、初等教育、生物/化学科、数学/物理学科、外国語学科を有し、生徒総数は約500名である。学生は小学校5年、中高7年の計12年の教育を修了した者が多く、教員養成校では4年間学ぶコースが主となっている。JICA海外協力隊は現在までに理数科、小学校教育、公衆衛生の分野で派遣実績があり、化学では過去に3代の隊員が派遣された。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ラオス政府は教員の質の向上を通じた教育の質向上に取り組んでいる。理科教育に関しては、教育スポーツ省が2016年から全国の教員養成校の理科実験室を整備すると共に実験器材を配布し、実験授業の定着を目指している。配属先では、過去2名の隊員が実験授業の実施を支援してきたこともあり、教員も基本的な実験の指導は可能になりつつある。それに加え、前任隊員の活動時に同僚教員や学生と共に近隣の中高に出向き、限られた機材の中で実施可能な実験を紹介する「サイエンスキャラバン活動」を開始させた。コロナ禍における学校閉鎖からの回復段階にある中で、同僚教員の実験授業に関する能力向上支援を目的に、隊員の要請が出された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先と相談し、以下の活動について同僚と共に実施する。
1. 任地で手に入るもので実施可能な化学の実験を紹介する。(化学実験の実施)
2. 学習者主体の授業について、同僚教員に指導・助言する。
3. 付属校での化学の授業を実施する。(チームティーチングやデモレッスン)
4. 配属先以外に理科実験を普及させるための活動を考える。(サイエンスキャラバン等)
5. 可能であれば、授業研究活動の実施支援を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
化学実験室、化学実験器材
4)配属先同僚及び活動対象者
活動対象者:
・学科長
化学学科教員(計8名)30~40歳代
協働する同僚2名(30代男性1、女性各1名。修士)
・化学学科学生数26名
・付属校の教員、 生徒数:250名
5)活動使用言語
ラオ語
6)生活使用言語
ラオ語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(中学校又は高等学校教諭(理科))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:教員養成校での指導のため
[経験]:(教員経験)3年以上 備考:同僚への指導を行うため
[汎用経験]:
・理科実験の経験や薬品・器具の知識
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(15~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)