要請番号(JL02424B26)
募集終了
・2025/2 ・2025/3 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
産業商業省
2)配属機関名(日本語)
手工芸産業局手工芸課
3)任地( 首都ビエンチャン ) JICA事務所の所在地( 首都ビエンチャン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ラオスの産業振興を統括する産業商業省の直下にある配属先は、手工芸品生産者グループに対する管理や事業費助成、製品・デザイン開発支援、品質向上支援、貿易振興を主な業務としている。また、生産者に向けた研修やセミナー、展示会、イベント等の実施も統括している。手工芸品の製品としての価値の向上だけではなく、環境に配慮し、かつ、持続可能な手工芸産業の発展や手工芸品の伝統的・文化的な保護にも取り組んでいる。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ラオスにおける手工芸品産業は長い歴史を有する主要産業の一つであるものの、中小規模の企業や個人事業主が大半であり、新製品の開発、品質の向上、海外市場の開拓等における競争力の弱さが課題となっている。配属先は特に陶芸の発展に注力しており、主要な購買層である外国人観光客のニーズに沿った新商品開発、既存商品のデザインや品質の向上、生産効率の向上によって、近い将来、国外市場への販路開拓が可能になることを目指し、生産者への指導、助言等を行っている。係る知見を持つ隊員との協働を通して、これらの活動をより推進していくことを目標としている。
本要請では地方都市の生産者も活動対象として想定されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 市場ニーズと地方毎の陶芸の特色を調査・分析し、課題や改善点解決に向けた指導やワークショップを開催する。
2. 生産者に対し、生産性・品質改善(技術指導、デザイン改善)に関する助言を行う。
3. 新商品開発の提案を行う。
4. 配属先職員のスキルアップを目指し、勉強会を開催する。
その他可能な範囲で、技術支援、市場開拓、広報を目的とした展示会の企画・出展など、イベント実施のサポートも期待される。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
【配属先】机、いす、PC、プリンター、その他事務機器 ※陶芸機材なし
【生産者グループ】主に、赤土、伝統的な自作の穴窯(薪・石炭が主な燃料)、ろくろ(手動・電動)、釉薬
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:男女5名 30-40代
課長(男性50代)
活動対象者:
生産者(首都ビエンチャン、ルアンパバーン、ウドムサイ、チャンパサック、など)
5)活動使用言語
ラオ語
6)生活使用言語
ラオ語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:活動上必要
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:実務に基づく助言が必要
[汎用経験]:
・営業や販促、商品開発の経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(10~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
フィールド/市場調査の経験、またはワークショップ等の企画運営経験があるとなおよい。