要請番号(JL02425A01)



8代目
・2026/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育スポーツ省
2)配属機関名(日本語)
ラオス柔道連盟
3)任地( 首都ビエンチャン ) JICA事務所の所在地( 首都ビエンチャン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ラオス柔道連盟は柔道の発展・普及のため、柔道選手の強化、指導者の育成、国内大会の運営、国際大会への選手派遣等を行っている。活動場所となる武道センターは2009年に日本の無償資金協力で建設された施設で、柔道の他にも合気道、空手、剣道などが行われている。現在までに長期7名、短期14名の隊員が派遣されている。ナショナルチームは、2021年の東京オリンピックで1名出場(男子60kg級)、2022年のSEA Games(東南アジアスポーツ大会)において、2位(60kg以下級、固の形)、3位(55kg以下級、講道館護身術)の成績を残した。2024年にタイで開催された大会においても2名がメダルを獲得した。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ラオスにおける柔道人口は推定で約200人ほどであり、周辺国に比べ少ない。競技レベルの向上には柔道人口の増加に加え、対外試合で経験を積むことが必要であるが、国内大会では参加する選手の顔ぶれが限られているのが現状である。
前任者は、武道センターを中心に活動し、ナショナルチームの選手強化を行うとともに、ビエンチャン市内にある高校や小学校を訪問し指導を行い、ラオス柔道のレベルの底上げと普及を行っていた。しかし、試合がない時期には練習に参加する選手が限られること、ラオス人コーチのみでは練習が単調になってしまうことなどから日本人コーチからのサポートが期待され、後任要請に至った。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
1. ナショナルチームに対し精神面や技術面での指導を行い、SEA Gamesを主とした国際大会で好成績をおさめられるレベルを目指し強化を図る。
2. 首都ビエンチャンの学校の巡回指導や初心者向け柔道教室などにより、子供や若年層への柔道の普及を図る。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
武道センター(2009年秋完工、日本の小・中学校の体育館くらいの大きさ)、ベンチプレス等のトレーニング器具
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:・連盟会長(60代男性)
・コーチ3名(30代男性・柔道3段、30代女性・柔道3段)
活動対象者:・ナショナルチーム(男性4名、女性3名、18歳~26歳)
・ビエンチャン各道場の選手(計20名、13歳~18歳) ・若年層(20名、6歳~12歳)
5)活動使用言語
ラオ語
6)生活使用言語
ラオ語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(柔道三段)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(競技経験)5年以上 備考:ナショナルチームの指導をする為
[参考情報]:
・指導経験が5年以上あれば、柔道二段でも可
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(10-40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)