2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02618A04)
募集終了

国名
東ティモール
職種コード 職種
G102 環境教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/3 ・2019/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

農業漁業省

2)配属機関名(日本語)

ラエビア ティモール レステ
NGO

3)任地( ディリ県ディリ ) JICA事務所の所在地( ディリ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

団体名のRAEBIAは Resilient Agriculture and Economy through Biodiversity In Action の頭文字をとったもので、東ティモールの地方言語であるケマク語では、RAE(島)とBIA(水)を意味している。前身は1995年から東ティモールで農業関連の活動をしてきたカナダ国際NGOであるUSC-Canada。
2013年に独立したローカルNGOとなって以降も、農業に関連した多様なプロジェクトを実施しており、地方の貧しいコミュニティと共に、農業の多様化を戦略とした持続的な生計向上を目指している。団体webサイト:www.raebia.org

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先の実施している多彩な事業の一つとして、国内3カ所で実施しているアグロツーリズムプログラムがあり、リソースセンターを中心に水源や生物の多様性の保護、エコツーリズム、自然学習の場の提供などを行っている。その活動は女性の自立支援や国の将来を背負う若者への支援も意識しており、コミュニティでの農業の多様化や、食糧自給のサポートも実施。リソースセンターのスタッフの多くは女性で、各コミュニティでのより充実したプログラムの提供と円滑な実施を目指して、ボランティアの要請となった。配属先はJICAの持続可能な天然資源管理能力向上プロジェクトにも関わっている他、日本に研修員を送ったこともあり、日本や日本人に対する理解や信頼も厚い。2017年度の予算は約700,000米ドルで、ドナーはFAO、USC、USAID、GIZ、政府等。現在はオーストラリアからのボランティアも他のプロジェクトで活動している。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

それぞれのコミュニティが管理している3カ所のリソースセンターの運営をサポートする。
・アグロツーリズムプログラムとして実施している各活動の実施をサポートする。
・プログラム内容やサービスの質の向上に関する助言等を行い、新しい計画の策定をサポートする。
・同僚と共に報告書や必要書類の作成をする。
・ドナーとの調整やプロポーザルの作成、ドナーとなり得る団体リサーチなどへの協力。
※現在は水源や生物の多様性の保護、エコツーリズム、自然学習などを、学生や農業従事者を対象に、セミナーやイベントのような形で実施しているが、将来は外国人や観光客等の訪問先としての可能性も視野に入れている。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

プロジェクトサイト及びリソースセンターはディリ県のクリストレイ、マナツト県のベアウとラクロバルの3カ所にあり、現場に行く際は配属先が車を用意し、現地に宿泊することもある。

4)配属先同僚及び活動対象者

プロジェクト担当職員は4名:ダイレクター、43歳男性
コーディネーター3名(全員大卒、40代男性、専門分野は家畜飼育、作物栽培)

各コミュニティメンバーの多くは女性でそれぞれ約20名程度。
環境保護をする中で、共に寄り添いながら地域での女性の地位の確立や生活の向上を目指します。

5)活動使用言語

その他

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(女性) 備考:主な対象者が女性のため

[学歴]:(大卒) 備考:幅広い知識が必要

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:経験を生かしたアイデアに期待

[参考情報]:

 ・実務参考:環境、観光、マーケティング等

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(22~32℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

活動や生活では習得が容易なテトゥン語を使用する。