要請番号(JL02618A07)
募集終了
・2018/3 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育文化省
2)配属機関名(日本語)
聖マグダレネ・カノッサ小学校
3)任地( ディリ県ディリ ) JICA事務所の所在地( ディリ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
カトリック団体のカノッサ財団によって運営されており、設立は1998年。幼稚園から短大までの一貫教育を行っており、授業は2部制で午前中は1、2、6年生、午後は3-5年生が学んでいる。総生徒数は1310名、総教員数は59名。
授業は月-土曜日で、平日は7:45-12:00と12:45-17:00。土曜日には課外授業が行われており、教科書はポルトガル語で、指導にはポルトガル語と現地語のテトゥン語が使用されている(ポルトガル語をしっかり理解している教師は少ない)。
2017年度の総予算は27,762米ドル。
【要請概要】
1)要請理由・背景
東ティモールでは独立から現在に至るまで、児童数の増加、教師や校舎の不足、教育システムの未整備、複雑な言語環境などが原因でしっかりとした義務教育の機能が確立されておらず、国民の計算力不足は深刻な問題となっている。
高等部では2代目の体育隊員が活動しており、余暇を利用し数学などを教えてもいるが、早い段階でのしっかりとした教育の提供がより効率的と判断し、小学校での算数指導を展開することとなった。
配属先の環境は比較的整っており、2名の教師が各クラスを教えるシステムを採用しているが、全員が十分に理解しているとは言えず、学年が上がるに従いその差が大きくなっている状況。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
・生徒がしっかりと理解することを目指して、同僚教師と共に算数クラスを担当する(小学低学年の予定)。
・教育の質をあげるために、同僚教師と指導法や指導内容について一緒に考え、カリキュラムを充実させる。
・日本の学校の様子や、教員の取り組む姿勢などを共有する。
・生徒や教師との交流を通して相互の文化理解を促進させる。
現在はクラスごとに担任が全教科を教えているが、2018年度からは学年によっては科目別の専任教師による指導を試行予定。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
ラボラトリー、教科書(ポルトガル語)
4)配属先同僚及び活動対象者
5名の理数系の教師がおり、すべて大卒。
・ベテラン2名は副校長とカリキュラム担当で50代と40代の女性。それぞれ経験17年。
・その他3名は経験3年の教師(28-37歳)ですべて男性。
各学年4-5クラスで、一クラスの定員は50-55名。
2名の教員がペアになって指導している。
5)活動使用言語
その他
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
(教諭免許(校種・教科不問))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・塾や家庭教師等も含めた指導経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(22~32℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
活動や生活では習得が容易なテトゥン語を使用する。