要請番号(JL02618A09)
募集終了
・2018/3 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育文化省
2)配属機関名(日本語)
セントメリーマザレロ職業訓練高校
3)任地( バウカウ県ベニラレ ) JICA事務所の所在地( ディリ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 5.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1988に設立されたイタリアミッション系の職業訓練高校。若者が「正直な市民、よき人々」になることをビジョンとして、ホスピタリティー、調理の2つのコースで職業訓練を提供している。少人数制で1クラスの定員は30名。全生徒はおよそ180名で、もともと女子を対象としていたため、共学となった現在でも女生徒が約8割を占める。最終学年ではホテルやレストランなどでの実習も行われ、卒業生のうち約4割程度は大学に進学し、残りは就職を希望している。生徒は専門科目に加え、数学、歴史、起業・経済、マーケティング、心理学、地理、宗教、メディアコミュニケーション、語学(英語・ポルトガル語)等を履修。
【要請概要】
1)要請理由・背景
東ティモールは経済開発の柱として観光業をあげており、政府は観光促進を政策として取り上げてはいるが、実態はまだまだという状況。働き口、人材共に不足しており就業率の低さは深刻で、未就労、未就学の若者への対策は重要な課題。
配属先はコンテストで東ティモールでの最優秀職業訓練校になるなど、国内のレベルとしては高く評価されているが、東ティモール自体がサービス業に関する経験や知識も乏しく意識も低い。現地教員は実務経験が十分とは言えず、実際の現場に即した職業訓練を提供するためにボランティアが要請された。住居は配属先施設内になる予定。
なお、首都ディリにある同系列の学校や、同校の卒業生を対象としたトレーニングセンターからも要請が上がっており、情報交換なども行いながら、全体的な底上げに結びつくことを期待している。また同配属先から観光隊員も要請中。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
職業高校の為高い技術は必要ないが、学生の卒業後の選択肢をひろげ、実際に使える基礎的な技術や知識を指導する。ボランティアの指導する専門科目は、学年毎に理論が2時間、実習3-4時間/週の予定。
1.調理クラスで同僚と共に理論・実習授業を担当し、作り方や盛り付けを指導する。
(現地で手に入る素材を使った料理やフルーツジュースなどの飲料、製パン・製菓含む)。
2.同僚に様々な種類の料理や調理法を共有し、一緒に授業内容や授業計画を考える。
授業時間:月-水 8:00-12:50、14:00-17:00、木-金 8:00-12:50、土 課外活動(スポーツ、音楽、美術など)
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
キッチン、ガスオーブン、薪を利用したかまど、食堂、テーブル、基本的な調理器具、食器等
4)配属先同僚及び活動対象者
校長は40代の女性。教員は17名おり、調理コースの専門教科担当は以下の2名。
両名とも他の専門を持っているが職業訓練を受け現在は調理を指導している。
1.40代女性 勤続23年(料理一般)、
2.30代女性 勤続23学士(製菓)
生徒は中学卒業者で一クラスの定員は30名。
5)活動使用言語
その他
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(調理師)
(中学校又は高等学校教諭(家庭)/栄養士)
[性別]:(女性) 備考:配属先内の住居の都合
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・料理の実務経験2年以上
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(17~29℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
活動や生活では習得が容易なテトゥン語を使用する。