2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02618A11)
募集終了

国名
東ティモール
職種コード 職種
G102 環境教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/3 ・2019/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

開発・行政機関改革省

2)配属機関名(日本語)

環境総局

3)任地( ディリ県ディリ ) JICA事務所の所在地( ディリ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

環境総局は、東ティモール持続的な発展のために、環境保護・保全を行う組織で、2017年からは住宅・空間設計・環境開発担当副大臣のもとに位置づけられた。主な事業内容は環境法の遂行と普及、環境汚染対策・分析、環境影響評価、生物多様性と森林保全、地域の住人や学生、若者に対する環境教育の実施、関連ワークショップ・セミナーの開催、各種調査などで、組織的には生物多様性、気候変動、環境汚染対策の3部署に大きく分かれている。
隊員派遣は2014年から始まり、現在2代目の環境教育隊員が環境アドバイザーとして活動している。
2017年度予算は約78,000米ドルで、国際機関とも各種共同プロジェクトを実施している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

自然あふれる東ティモールの多様な生態系では、野鳥やウミガメ、昆虫など10種類余りの絶滅危惧種も確認されている。2002年の独立後、急速に開発が進んでいく中でそれらの保全・保護や地域住民に対する啓発活動は急務といえ、また、森林の伐採による土壌の流出や雨期の地すべり、ゴミのポイ捨てなども環境を脅かす身近で無視できない問題となっている。これまでの2代の隊員派遣により、環境教育教材はある程度整い、配属先スタッフも独自にセミナーを開催できる力が身についてきており、市内の学校等への訪問などもある程度は定期的に行われるようになってきた。2015年からはグリーンスクールとして総合的な環境教育を実施するモデル校も2校制定され、今後のますますの発展が期待されているが、予算や人材に限りがあり、引き続いての協力要請となった。ボランティアに対する評価や期待は非常に高い。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

ボランティアの配属先は、環境汚染対策担当部署にある環境教育・調査・データマネージメント課となり、アドバイザーとして主に以下の活動が期待されているが、赴任後に得意分野を活かした活動内容の詳細を決めていく。
・学校やコミュニティーでの環境教育活動のサポート
・グリーンスクールプロジェクトの拡大展開に対する協力
・環境教育活動の内容や教材についてのアイデアの共有や新しい提案、リサイクル活動の提案
・その他配属先が実施している環境に関する調査への協力
・パンフレットやビデオ教材の作成サポート ※簡単な映像編集や編集ソフトの操作知識などもあると活用できます。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

執務机(個人用PC等の配布は予算によってできない場合もある)、プロジェクター、スクリーン、カメラ

4)配属先同僚及び活動対象者

課長:40代男性 勤続4年
職員3名は30-40歳、全員大卒以上で経験7-8年
高卒の20代アシスタント1名、経験2年
勤務時間は月-金の8:00-17:00
小学校から高校での環境教育が中心となるが、地域住民や大学生などを対象に行う場合もある。

5)活動使用言語

その他

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:ある程度の専門知識が必要

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・環境関連活動の経験や知識

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(22~32℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

活動や生活では習得が容易なテトゥン語を使用する。