要請番号(JL02618A12)
募集終了
3代目
・2018/3 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
青年・労働担当国務長官府
2)配属機関名(日本語)
東ティモール国立職業訓練・雇用センター
3)任地( リキサ県ティバール ) JICA事務所の所在地( ディリ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.3 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
東ティモール政府とポルトガルの協力により設立された本センターは、2004年に公的機関として認定され、青少年の職業能力向上を目指して、建築、農業、ホスピタリティ、海洋工学の分野で東ティモール全土から研修生を受入れている。
2017年度の年間総予算は約86万米ドル(東ティ政府出資61.4万ドル、その他はAUSAID, GIZなどから)。
Engineers Without Borders (EWB) 等とも協力しており、ポルトガル人やオランダ人等、多国籍の職員やボランティアも活動している(短期滞在含む)。
隊員派遣は2013年に始まり、現在2代目の野菜栽培隊員が活動しているほか、料理隊員も活動中。
【要請概要】
1)要請理由・背景
東ティモールの農業従事者は全体の65%とも言われており、農業は国を支える産業4柱の一つとなっている。その他の産業は十分に発展しておらず、青少年の雇用確保を考えた時、農業技術の訓練の提供は非常に重要であると言える。
当センターでの農業研修コースは2013年に開始。研修はインターンシップを含み1年間で、センター敷地内では、野菜栽培、果樹栽培、有機肥料、自然農薬等についての実習と講義を行っており、一度に受け入れる生徒は10~20名程度。
トレーナーたちはこれまでもボランティアと共に働いてきたが、知識と経験はまだ十分とは言えず、共に日々の栽培管理や農業実習をしながら指導能力や農業知識・技術を向上させていく必要がある。また、コース内容も安定していないため引き続き若い国の発展の基礎作りのために支援の要請となった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
・同僚と野菜栽培、有機肥料、自然農薬等の知識や技術を共有する。
・同僚とともに研修生を対象として、土地に合った実際的な有機農業実習を行う。
・農業コース全体のマネージメントや研修計画へのサポート、助言。
・必要に応じた実習内容の見直しやカリキュラムの改善に対する提案や助言。
・インターンシップ中の研修生や卒業生のモニタリング及び必要に応じた支援。
※生徒及び職員はほぼ全員、隣県の首都ディリからバスで通っている。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
トラクター、一般農機具、デスクトップPC、ドリップ潅水設備
4)配属先同僚及び活動対象者
所長:40代男性、研修コーディネーター:40代男性
CP農業トレーナー:30代男性、学士、同僚トレーナー:30代女性、学士
その他農業科職員3名
研修生は高卒以上。
栽培している作物は、レタス、トマト、ナス、チンゲン菜、ホウレンソウ、いちじく、パパイヤ、ドラゴンフルーツ等
5)活動使用言語
その他
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験) 備考:実習指導を行うため
[参考情報]:
・農業指導経験があると尚良い
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(22~32℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
活動や生活では習得が容易なテトゥン語を使用する。