要請番号(JL02618A14)
募集終了
3代目
・2018/3 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
青年・労働担当国務長官府
2)配属機関名(日本語)
コミュニティ 開発センター
NGO
3)任地( バウカウ県トリロカ ) JICA事務所の所在地( ディリ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先はバウカウ地域にある11の生産者によって2003年に設立されたNGO。バウカウ県を中心に、地元農産品や農産物加工品の生産者グループ(主に女性)を対象としたトレーニングやサポートを通して地域経済の発展を支援している。現在の主な活動は農産物加工品の生産者の支援と農業研修。
2017年度の予算は約180,000米ドルで、主にフランスやドイツなどのカトリック系NGOから支援を受けている。
隊員派遣は2014年に始まり、現在、2代目のコミュニティ開発隊員と初代野菜隊員が活動しているほか、米国ピースコーボランティアも生産者グループを支援している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
東ティモールでは農業以外の産業がまだ十分に発展しておらず、仕事についていない人口の多さは国の発展の大きな課題となっている。配属先では女性を中心とした生産者グループの、地元産品の加工・販売活動を支援しており、地域に還元することのできる経済の活性化と地元住民の収入向上を目指している。支援対象の生産者グループは多くの課題を抱えており、加工品の量と質の管理や、ラベルや袋などのパッケージのデザイン、市場の更なる開拓、メンバーの利益の確保など、まだまだその活動に工夫や改善の余地がある。これらの課題を配属先の同僚と共に考え、生産者グループが自立してより良い活動を行えるための協力をしてくれる人材を必要としており、継続したボランティアの要請となった。配属先は日本のNGO(PARCIC)とも協力している。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
・生産者グループが抱える課題を明確にし解決策を共に考え、活動を活性化させる。
・各生産者グループの活動や商品の情報を整理し、WEBやカタログ等で情報発信する。
・現在製造している加工品について検討したり、市場を考慮した新しい商品の提案などを行う。
・よりよいパッケージングのデザインやパンフレット等の作成に協力する。
・商品の販売先を開拓したり、より効果的な宣伝方法を考える。
・同僚と共に生産者グループの会計処理やプロポーザル作成等の指導を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務机
4)配属先同僚及び活動対象者
所長50代男性、大卒(教育)、経験30年
副所長40代男性、大卒(土木工学)、経験30年
現在主に製造している加工品は、バナナチップス、キャッサバチップス、ピーナツバターやあげピーナツ等のピーナツ加工品、ジャム、乾燥ハーブなど。
5)活動使用言語
その他
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・マーケティングプロモーションの知識や経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(20~32℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
活動や生活では習得が容易なテトゥン語を使用する。