要請番号(JL02618A18)
募集終了
・2018/3 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
青年・労働担当国務長官府
2)配属機関名(日本語)
ジョンポールⅡ世トレーニングセンター
NGO
3)任地( ディリ県ディリ市 ) JICA事務所の所在地( ディリ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
当センターは、若者を「責任感と能力あふれる、善良なる市民」に育て、東ティモールの発展に貢献することをビジョンとして、2006年に設立された。パン・製菓、料理、洋裁の研修生28名が実習を兼ねて働き、社会のニーズに対応できるプロフェッショナリズムと尊厳を醸成する場を提供している。
パン工房で働く研修生は、バウカウ県ベニラレにあるミッション系の職業訓練高校(1988年設立)の卒業生で、当センターで1年間、手当て(最低賃金の100ドル余り)をもらいながら、実践を積む中で技術を磨いている。研修は1月上旬から11月まで実施される。
【要請概要】
1)要請理由・背景
東ティモールは働き口、人材共に不足しており、就業率の低さは深刻で、未就労、未就学の若者への対策は重要な課題となっている。訓練生が卒業した職業訓練校は、東ティモールの中で最も優れた職業訓練校に選ばれるなど、国内のレベルとしては高く評価されているが、職に就けない若者が多い当国では、就職先が十分にあるとは言えない。
当国のパンやお菓子の種類は限られており、また味も素朴である。そんな中、同センターでは、比較的質が保たれたパン・製菓を販売している。研修生が1年間で新たなレシピを学び、更なる技術を身につけることができれば、自宅での開業、または技術を生かして雇用される機会も増えることが予測される。そのため、同僚や研修生の技術を高め、パン作り・製菓を専門とするボランティアの支援が求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
・パン(食パン、ピザ)・製菓(ケーキ、ティラミス、クッキー、パイ等)を作る作業を共に行う中で、工程を確認し、質の高い商品ができるための指導を同僚と共に行う。
・同僚及び研修生に、新たな種類のパンや製菓のレシピ・技術を共有する。その中で、地元の人に喜ばれる商品が開発されると更に良い。
・同僚と研修生のパン・製菓に関する、技術と知識を向上させる。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
キッチン、ガスオーブン(大きいオーブン1台)、ミキサー(パン用)、基本的な調理器具一式
敷地内には、訓練生も関わる洒落たカフェあり、敷地外近くにパン・製菓を売る独自の店舗を持っている
4)配属先同僚及び活動対象者
・センター長(40代女性、経験)
・トレーナー(6名、勤続1-5年、ベニラレの調理コース卒/当センター研修終了生)
・パン工房の研修生(女性8名・男性4名:計12名、全員ベニラレ職業訓練高校の調理コース卒業生)
5)活動使用言語
その他
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・パン・お菓子作りの実務経験2年
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(23~32℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
活動や生活では習得が容易なテトゥン語を使用する。