要請番号(JL02618A24)
募集終了
3代目
・2018/3 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
ディリ国立病院
3)任地( ディリ ) JICA事務所の所在地( ディリ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
当国最大の総合病院で、ベッド381床。キューバ、オーストラリア、中国などから外国人医師62名と、東ティモール人医師103名、看護師292名、助産師66名がいる。外来患者数は、1日平均約180人。教育や研究の場も提供している。年間予算は病院全体で800万ドル、しかし薬局としての予算はない。薬局が処理する処方箋は、入院外来合わせて1日平均400枚。薬のほか医療用品の管理も行っている。
JV派遣は2013年に始まり、2代の薬剤師隊員が、電子システムを用いた在庫管理業務に関する支援を行ったほか、同僚が総合的な能力向上ができるための支援を実施した。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先への来院患者数は年々増加しているが、薬局が24時間開いていることに対して、薬剤師数は限られている。そのため薬局内では、薬の紛失、有効期限管理の問題、発注の遅れなど、薬の在庫管理などについて慢性的な課題を抱えている。このため、薬の在庫管理や薬局内の整理整頓の指導を同僚に対して行い、薬局内の業務体制の改善をするためにJVの派遣が要請された。
2代の派遣により、薬の整理整頓と有効期限管理についてはある程度改善できてきているが、在庫管理は電子システムの不具合や納入元との連携が難しく、医薬品供給が安定しているとは言えない。また、今後新たなシステムを導入して薬剤師の病棟業務を推進するにあたり、同僚への能力向上支援が必要となる。課題の改善とその定着には時間がかかると見込まれるため、JVの支援が引き続き求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同僚と協力し、以下を行う。
1.今後病棟業務を推進するにあたっての、同僚への能力向上支援
2.患者への医薬品供給を安定させるための、在庫管理業務支援と在庫医薬品等に関する定期報告
3.薬局での整理・整頓
4.同僚に対する薬剤知識を増やすための薬剤教育
5.この他、薬剤師業務全般の業務改善など、自身の経験・知識・アイディアを活かしてできること
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、コピー機、プリンター、PC(共用)、文具
4)配属先同僚及び活動対象者
・薬局長(女性、30代、病院勤務経験4年) ※ カウンターパート予定
・薬剤師 26名(男性2名・女性18名、20-30代中心、9名大卒、7名diploma、8名高卒・薬学科、2名アシスタント、経験数か月-5年)
・その他局員 2名(男性、医療用品を入院施設に運ぶ業務を担当)
5)活動使用言語
その他
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(薬剤師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚の能力向上支援が必要なため
[参考情報]:
・病棟での業務支援や助言が可能なこと
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(23~32℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
活動や生活では習得が容易なテトゥン語を使用する。