要請番号(JL02618A25)
募集終了
2代目
・2018/3 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育・文化省
2)配属機関名(日本語)
観光ホスピタリティスクール
3)任地( ディリ ) JICA事務所の所在地( ディリ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先はインドネシア占領時代からある公立の職業訓練高校。観光ホスピタリティ、服飾、美容、料理の4つの課があり、一般教育と合わせて職業訓練を実施している。教員総数は28名で、総生徒数は175名。1クラスの人数は比較的少なく30名未満。年間予算は1,500USドル程度。
最終学年ではホテルやレストランでの職場実習も経験し、卒業後は、大学や短大に進学したり、職についたりする生徒もいる。2018年7月まで初代料理隊員が活動中で、観光ホスピタリディ学科、服飾学科でもJVが協力している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
東ティモール政府は経済開発の一つの柱として観光促進を掲げてはいるが、実態としては、未だ働き口、人材ともに不足しており、失業率の低さは深刻で、未就労、未就学の若者への対策は重要な課題となっている。
配属先は歴史のある公立職業訓練高校ではあるが、課題は多く、教員の知識も限られており、現地教員の能力の向上、生徒へのより充実した職業訓練の提供を目指して、後任の要請となった。これまでに巡回指導で手工芸隊員が関わっていた経緯もあり、現在活動中の初代料理隊員と合わせて、日本人の仕事に対する取組み姿勢と技術は非常に高く評価されている。より健康的な料理、効率的な調理法など様々なアイデアの紹介が期待されているほか、 予算が少ないため授業で作った食品を売ってしまうことが多く、生徒が味見できない状況のため、現地で手に入る食材を利用して行う、ちょっとした収入に繋がる活動・アイデアにも期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.教員と一緒に指導内容や指導方法の改善を検討する。
2.教員の参考になるよう、必要に応じてクラスを担当する。
3.主に実習の中で様々な料理を紹介する。
4.このほか、自身の経験・知識・アイディアを活かしてできることを積極的に行う。
*可能であれば、実習費用や材料費とするため、現地食材と生徒の技術を利用して作った食品の販売などを計画する。(前任者は食材の調達のため家庭菜園やスナック等の販売に取り組む計画を立てているほか、空き時間を利用した算数の指導も行っている。)
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務机、台所設備、ガスオーブン、電気オーブン、電子レンジ、調理台、シンク、冷蔵庫、冷凍庫、各種調理器具、食器等。費用の掛かるガス器具は使えない場合があり、薪やケロシンをつかったコンロを使う場合もある。
4)配属先同僚及び活動対象者
調理課の同僚教師は3名。
学科長:50代女性、学士の他にインドネシアとポルトガルで短期コースを修了。勤務年数10年超。
同僚:40代女性、Diploma、2006年から現職、40代男性、学士のほかポルトガルでの短期コースを修了。
生徒は中学校の卒業生で16-18歳。在籍者は66名。
5)活動使用言語
その他
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(調理師)
(教員(家庭))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:実践的な指導が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(23~32℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
活動や生活では習得が容易なテトゥン語を使用する。