2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02618A26)
募集終了

国名
東ティモール
職種コード 職種
H132 公衆衛生
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/3 ・2019/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

ディリ県保健局

3)任地( ディリ ) JICA事務所の所在地( ディリ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

当局は保健省の管轄のもと、2000年に設立された。感染症、非感染症、母子保健、健康教育増進、環境衛生と薬剤の6つの課がある。当局が管轄する首都の6地区には6つの保健センターがある。実施されている業務として移動健診(SISCa)等がある。県の医療従事者(医師・看護師・助産師・歯科医・歯科衛生士・臨床検査技師・薬剤師など)が、県内住民約25万人の健康を支えている。保健省からおりてくる年間予算は1,700万円程度。NGO、国連機関などから物品支援を受けている。過去に保健省配属の栄養士が週2回程度巡回活動を行っていたほか、コミュニティ開発隊員が健康教育増進課にてSISCaプログラムに関わっていた。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同局ではヘルス・コミュニティ・プログラムを実施しており、栄養プログラムはその1つである。また県内には31の村があり、21か所で毎月定期的に移動健診が実施されている。県の医療環境は総体的には改善されつつあるが、住民の健康(特に栄養)に対する意識は、まだ高いとは言えない。医療関係者の数も十分ではないため、住民の健康への意識・知識を村レベルで高めるには、各村に配置している保健ボランティアやコミュニティリーダーとの共働と、彼らが村レベルで機能していけるための意識・能力向上が不可欠である。保健ボランティアやコミュニティリーダーの意識・知識向上が必要とされることから、ボランティア派遣が要請された。
母子保健課に所属し、主に栄養面に関する啓発予防活動に関わり、低栄養児のモニタリング改善に協力・寄与できる青年海外協力隊(JV)が求められている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

・住民の健康促進と予防に関するプログラムのモニタリングを行う。またその際のツール(チェックリストや栄養不良児のマッピングなど)を作成・更新し、栄養不良児が確実に特定・フォローされ、必要に応じて入院できるように図る。
・栄養に関するデータ収集・分析や報告書作成、資料整理など、管理体制向上支援も期待されている。
・各村にいるコミュニティリーダーや保健ボランティア、保健センタースタッフ、同僚と協力しながら課題解決を図る。とくにコミュニティリーダーと共有し、彼らが住民に啓発できるように支援することが期待されている。
※保健省配属で広報媒体を作成するJVや栄養課のJV、地方の保健局配属のJVと連携し、より効果的に栄養改善に関わる活動ができるよう工夫する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

執務室、車両、プリンター、プロジェクター、スクリーン、マイクなど
モニタリング用チェックリストあり(更新可)

4)配属先同僚及び活動対象者

・局長 (女性、40代、大卒)、職員32名 (女性17名、男性15名)
・母子保健課4名(栄養士:男性40歳、経験8年/助産師:女性3名)
※CP予定の栄養士はトレーナーでもあり不在がち
・ヘルスセンター・ヘルスポストの医療関係者(男女、20-50代)
・保健ボランティア (約75名)

5)活動使用言語

その他

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:実践的な栄養改善を図るため

[参考情報]:

 ・栄養に関する基礎知識

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(23~32℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

活動や生活では習得が容易なテトゥン語を使用する。