2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02619B30)
募集終了

国名
東ティモール
職種コード 職種
H110 薬剤師
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

オエクシ県病院

3)任地( オエクシ県パンデマカサル ) JICA事務所の所在地( ディリ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 0.8 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

インドネシア国境と海に囲まれた飛び地にあるオエクシ県病院に配属。同病院は2008年に設立、外科・産婦人科、小児科・内科、手術室・麻酔科、救急科等から成る。医療サービス支援課は、放射線・薬剤・理学療法・食物栄養等のユニットに分かれている。ベッド数は24床、外来患者数は週100名以上。21名の医師(うちキューバ人11名)、看護師、助産師、薬剤師、臨床検査技師等を含む124名(現地職員102名)が在籍。同国には国立病院が1、県病院が5、13県全てに保健局があり、その下に保健センター、ヘルスポスト等が配置されている。病院には栄養士隊員のほか、韓国人ボランティア2名(救急看護師・放射線技師)が活動中。

【要請概要】

1)要請理由・背景

東ティモールには国立病院が1、県病院が6、また13県の全てに保健局があり、その下にコミュニティー保健センター、ヘルスポスト、移動診療ポストが配置され、国民の保健環境は改善されつつある。しかし医薬品・医療用品に関しては、欠品など課題が山積みである。(医薬品・医療用品は、保健省が海外にある医薬品会社へ注文し、その保管と配送を担当する機関へ納めた後、オエクシ県病院を含むすべての県病院へ、納品されている。)
また東ティモールの大学に薬科が開設されたのは2014年で、現スタッフは専門教育を十分に受けているといえない。国際基準に合った発注、在庫管理、品質管理等を遵守するため、専門知識を持つボランティアの派遣が要請された。同僚と、知識を互いに交換する形での派遣が求められている。2019年には、独自の倉庫を建て、不足する薬剤を補う計画がある。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

細かな役割分担は、本人の専門性や経験・知識に応じて決定するが、大まかには以下の活動が求められている。
1. 同僚と共働して、倉庫や薬局、病棟での医薬品の在庫管理や保管方法などの課題を整理し、改善に必要な活動を支援する。(必要のない/期限切れの薬剤の廃棄、整理整頓、ラベル貼りなど。)
2.国の薬剤倉庫への在庫やニーズに関する月報や年報作成の支援。
3. このほか、各科の医師らと連携して、必要とされている医薬品を調査し、効率よく入手する院内体系を整えたり、処方された薬を患者が適切に服用できるようなサービス体系を提案し、定着を図る。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

倉庫、コールドチェーン、各種医薬品、調剤器具等

4)配属先同僚及び活動対象者

・薬剤部:5名(大卒・薬剤師4名、助手1名)
※うち1名は課長(女性)
※うち1名(女性、30歳、3年コース卒の薬剤師)がカウンターパートとなる予定


・扱う処方箋数:約120/日
英語

5)活動使用言語

テトゥン語

6)生活使用言語

テトゥン語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(薬剤師)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)薬学 備考:6年制卒が望ましいが4年制卒も可

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:経験ある同僚への助言が必要

[参考情報]:

 ・6年制卒であれば病院経験1年以上でも可

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(23~32℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

首都との往復移動手段は3種類:飛行機(45分、週6日運行)、船(週2回、12時間、夕方出発し早朝着)、陸路(旅行会社が毎日定期バスを運行、6-7時間程度)。