要請番号(JL02621A06)
募集終了
・2022/2 ・2022/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
ディリ県保健局
3)任地( ディリ県ディリ ) JICA事務所の所在地( ディリ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は保健省の管轄のもと、2000年に設立された。感染症、非感染症、母子保健、健康教育増進、環境衛生と薬剤の6つの課がある。配属先が管轄する首都の6地区には6つの保健センターがある。県の医療従事者(医師・看護師・助産師・歯科医・歯科衛生士・臨床検査技師・薬剤師など)が、県内住民約25万人の健康を支えている。保健省からの年間予算は1700万円程度。NGO、国連機関などから物品支援を受けている。過去に、コミュニティ開発、公衆衛生の隊員が派遣されていた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先ではヘルス・コミュニティ・プログラムを実施しており、栄養プログラムはその1つである。医療環境は総体的には改善されつつあるが、栄養に関する関心が高いとは言えない。保健センターには栄養士の配属も少なく、専門的な人材の配置も十分でない状況である。2020年に当配属先で活動していた公衆衛生隊員は、妊婦健診や妊婦を対象に栄養意識調査し、妊婦の母子手帳の活用や栄養知識の獲得のための支援を実施した。本要請の栄養士隊員は、母子保健課に所属し、主に栄養面に関する啓発予防活動、妊婦や低栄養児のモニタリング、栄養指導等を行うことが期待されている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
・一般の栄養に関するデータ収集・分析や報告書作成、資料整理などの支援をする。
・乳幼児健診で栄養士が使用する低栄養児のチェック表を利用し、低栄養児のモニタリングをし、必要な栄養関連の助言をする。
・妊婦健診で妊婦を対象にし、助産師が栄養関連の情報を提供する際の助言、妊婦やその家族の栄養知識・意識を向上させるための栄養指導を行う(母子手帳の活用、三食食品群、母乳育児の重要性等)。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
プリンター、プロジェクター、スクリーン、マイクなど。
4)配属先同僚及び活動対象者
・局長 (女性、40代、大卒)、職員32名 (女性17名、男性15名)、母子保健課4名(栄養士:男性40歳、経験8年/助産師:女性3名)※C/P予定の栄養士はトレイナーでもあり不在がち
・ヘルスポストの医療関係者(男女、20~50代)、保健ボランティア (約75名)
5)活動使用言語
テトゥン語
6)生活使用言語
テトゥン語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(栄養士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:助言する立場になるため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(23~32℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)