要請番号(JL02621A21)
募集終了
・2022/2 ・2022/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
大学教育科学文化省
2)配属機関名(日本語)
ディリ保健科学教育機関 (ICS)
3)任地( ディリ県ディリ ) JICA事務所の所在地( デ ィ リ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ICSは保健技術者の養成機関として、2013年に設立された。東ティモール国が必要とする十分な水準をもつ医療人材を輩出することを目的としており、看護、助産、薬学、栄養、臨床検査等を学ぶコースには、現在、120名の講師と学生1500名が在籍しており、うち看護師を養成する講師陣は50名程度である。看護師の学生の実習先は、同国に6つある国立/県病院や、各県に数か所あるヘルスセンター等であり、学生はソーシャル・スタディ(調査)によるデータ収集支援なども行っている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同機関への海外からの支援はなく、講師も質の高い授業ができているとはいえない。外部講師にも頼るところが大きく、日本人の看護師の協力を得ることで、先進国の最新の知識・看護技術を学生が学び、講義・学内実習内容が充実させたいとしている。学生が経験ある日本の看護師から看護技術を直接学ぶこと、また時折講義の中で新たな先進的な内容を紹介することで、卒業後に即戦力となる人材が育つことが期待される。病院や地域の診療所等の現場で必要となる最新の知識を取り入れた教育になるよう工夫が必要とされている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
1. 看護科のスケジュールに合わせた講義と学内実習授業(週5日、1日5~7時間程度)の補助を行う。
とくに学内実習を中心とした看護学生の育成について助言する。
2. 同大学で必要と思われる講義内容への助言と支援(講義)。
学生が2年目以降に実施する、コミュニティ(病院・クリニックでの)実習の調整や、訪問時におけるモニタリング・評価について助言する。
3. このほか、中間・最終試験問題作成や生徒の管理・評価や、看護科で必要とされる支援。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
プロジェクター、実習室(バイタル測定器具、技術実習用模型・シミュレーター類、注射器具類)、図書室(インドネシア・英・葡語書籍。教師・生徒が利用可。)
4)配属先同僚及び活動対象者
受入担当(男性、30代、大卒看護師、教授経験5年)
学部長(男性、30代、大卒看護師、教授経験6年)
学科長(女性、30代、大卒、、教授経験5年)
ほか講師 複数名(男女20-30代、学士以上、経験5年程度)
対象:看護学生500名以上(男女、1~4年生各4-5クラス、各35-45名)
5)活動使用言語
テトゥン語
6)生活使用言語
テトゥン語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(看護師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:大学で指導するため
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・新人指導経験者
・一般病棟経験5年以上
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(23~32℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)