要請番号(JL02622B08)
募集終了
・2023/2 ・2023/3 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
職業訓練雇用担当国務長官府
2)配属機関名(日本語)
ジョンポールⅡ世トレーニングセンター
NGO
3)任地( ディリ県ディリ ) JICA事務所の所在地( ディリ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ジョンポールⅡ世トレーニングセンターは、若者を「責任感と能力あふれる善良なる市民」に育て、東ティモールの発展に貢献することをビジョンとして、2006年に設立された。パン・製菓、料理、洋裁の研修生28名が実習を兼ねて働き、社会のニーズに対応できるプロフェッショナリズムと若者の尊厳を醸成する場を提供している。パンエ房で働く研修生は、バウカウ県ベニラレにあるミッション系の職業訓練高校(1988年設立)の卒業生で、同センターで実践を積む中で技術を磨いている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
東テイモールは若者の働き口、人材共に不足しており、就業率の低さは深刻で、未就労、未就学の若者への対策は重要な課題である。そんな中で、配属先トレーニングセンターは、若者の自立支援を支える活動を行っている。同センターに所属する訓練生が卒業した職業訓練校は、東テイモールの中で最も優れた職業訓練校に選ばれるなど、国内のレベルとしては高<評価されている。当国のパンや製菓の種類は限られており、味も素朴であるが、同センターでは、比較的質が保たれたパン・製菓を販売している。研修生が1年間で新たなレシピを学び、更なる技術を身につけることができれば、自宅での開業、または技術を生かして雇用される機会も増えることが予測される。そのため、同僚や研修生の技術を高め、パン作り・製菓に貢献できる隊員の支援が求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 住民に喜ばれるパン(食パン、ピザ)・製菓(ケーキ、ティラミス、クッキー、パイ等)を作る作業を共に行う中で、工程を確認し、質の高い商品ができるための指導を同僚と共に行う。
2. 同僚及び研修生に、新たな種類のパンや製菓のレシピ・技術を共有する。
3. 同僚と研修生のパン・お菓子づくりのスキル上達のための指導・助言をする。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
キッチン、ガスオーブン(大きいオーブン1台)、ミキサー(パン用)、基本的な調理器具一式敷。
地内には、訓練生も関わるカフェや、パン・製菓を売る独自の店舗を持っている
4)配属先同僚及び活動対象者
センター長: 女性、60代、経験38年
同僚講師: 女性、50代、経験10年
同僚講師: 男性、20代、経験6年
活動対象: 職業訓練校を卒業した10-20代、男女約20名
5)活動使用言語
テトゥン語
6)生活使用言語
テトゥン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒) 備考:指導する知識が必要なため
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:パン・お菓子作り
[参考情報]:
・製パン製菓の実務経験必須
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(23~32℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
現地の新型コロナウィルスの感染流行状況およびJICAの感染対策方針によっては、ソーシャルディスタンスの確保等、感染予防行動を取ることができる活動に限定される場合がある。配属先からは、3回の新型コロナウイルスワクチン接種を完了した隊員の派遣を求められている。