要請番号（JL02622B12）
募集終了
| ・2023/2 ・2023/3 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1）受入省庁名（日本語）
保健省
2）配属機関名（日本語）
国立衛生研究所(INS)
3）任地（ ディリ県ディリ ） JICA事務所の所在地（ ディリ ）
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 徒歩 で 約 0.0 時間 ）
4）配属機関の規模・事業内容
配属先研究所は、保健医療に関する専門的知識や病院の運営といった、人材能力強化のための各種コースや研修サービスを提供している。看護師等を養成する1～3年間のコースの他、すでに医療に従事している者を対象とした、数日間や3～6カ月間の研修も適宜保健省からの要請を受け実施している。年間予算は560,000米ドル。各国ODAの他、WHO、UNICEFといった国連機関、そしてNGOからワークショップや機材供与等も受けている。過去に直接の前任者ではないものの、公衆衛生隊員が1名派遣された実績がある。
【要請概要】
1）要請理由・背景
東ティモールにおける医療レベルは極めて低く、配属先は2015年に保健省管轄の国立研究所となり、医療系の組織強化や各種研修の提供を行っている。研修内容の一つとして、医療従事経験者向けの研修があり、家族計画及びリプロダクティブヘルス、看護学、環境衛生、病原菌媒介生物コントロール、監視疫学、感染症、院内感染、栄養学、免疫学、精神衛生学、保健研究といった内容を指導するコースが実施されている。しかし、教員の知識・経験やマネジメント能力の不足から、コースの質は決して高いとは言えない状況であることから、特に、感染管理や、医療安全品質管理の分野で現職の医療関係者への医療知識のアップデート(医療提供体制の質の向 上)のための各種トレーニングが求められている。協力隊員は配属先のトレーナと協働して、トレーニングの質の向上や日本の医療技術 を伝える事等が期待されている。
2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）
病院の他、保健省管轄の保健所等での医療従事者のため、研修の内容(家族計画及びリプロダクティブヘルス、看護学、環境衛生、病原菌媒介生物コントロール、監視疫学、感染症、院内感染、栄養学、免疫学、精神衛生学、保健研究の他)は数も多く幅広いため、実務経験がある分野を選び、トレーナーの研修をサポートする。
1. 現職研修の内容や指導方法について助言・指導し、アイデアを共有する。
2. 研修実施後に配属先によって行われる研修受講者のモニタリングに同行し、次回の研修に活かすことができるよう、調査・評価結果を分析する。
3. 研修カリキュラムの改訂に関して、助言する。
3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
人体模型はじめ各種研修に必要となる機材全般
4）配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:研修主任(助産師、経験年数22年)
全職員数:48名、講師数:23名
研修実施教員数:常勤講師:38～43歳、男性2名、女性1名、学士号をインドネシアで取得した人もいる、同配属先での講師経験は
10年以上(その他医療現場での実務経験あり)
活動対象者:研修によって受講人数や経験数は様々
5）活動使用言語
テトゥン語
6）生活使用言語
テトゥン語
7）選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]：（看護師）
[性別]：（ ） 備考：
[学歴]：（ ） 備考：
[経験]：（実務経験）5年以上 備考：実務者への指導のため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]：（サバナ気候） 気温：（23～32℃位）
[通信]：（インターネット可 電話可）
[電気]：（安定）
[水道]：（安定）
【特記事項】
現地の新型コロナウィルスの感染流行状況およびJICAの感染対策方針によっては、ソーシャルディスタンスの確保等、感染予防行動を取ることができる活動に限定される場合がある。配属先からは、3回の新型コロナウイルスワクチン接種を完了した隊員の派遣を求められている。