要請番号(JL02623A17)
募集終了
3代目
・2023/4 ・2024/1 ・2024/2 ・2024/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
社会連帯省
2)配属機関名(日本語)
ナショナルリハビリテーションセンター(CNR)
3)任地( ディリ県ディリ ) JICA事務所の所在地( ディリ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
2005年にNGOとして設立、2013年に国の組織となった。当国唯一のリハビリテーションセンターで10部門から成る。義肢装具と車いす等の提供、理学療法と作業療法によるリハビリテーションが可能である。2010年にはCBR部門が導入され、障害者がコミュニティの中で暮らしやすい支援を目指している。2014年からは地方への訪問サービスが始まり、全土の障害者へのリハビリテーション提供を目標としている。隊員派遣は2013年に始まり、これまで福祉用具、作業療法士、理学療法士、言語聴覚士が派遣されてきた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
4名のスタッフが、毎日10名ほどの患者に対して理学療法を行っている。主な症状は、大人:脳卒中と骨折、子ども:脳性麻痺である。東ティモールのシステムとして、理学療法士たちは患者を評価したのちに指示を出し、患者へ直接対応するのは指示を受けたアシスタントである。アシスタントは専門教育を受けているわけでなく、その技量には課題も多いため、目標とする標準的な診療方法や基準を見出し、それを関係者の間で定着させるための支援が必要とされている。また現在センターは首都へ来ることができない地方在住者のため地域を選定し、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・車椅子技術士・CBR課スタッフがチームを組んで出張診療も行っている。より多くの障害者を適切に効率的に支援するため、引き続き隊員の派遣が求められている。
いる。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 同僚である理学療法士やアシスタントたちへ技術を伝える。
2. 同僚である理学療法士たちと協力して、アシスタントたちの技能向上を試みる。
3. 同僚たちと協力して、センターにおける理学療法のガイドライン作成とその実践を目指す。
4. 他職種の隊員・現地人スタッフと、それぞれの専門性を生かした活動をする /例:車椅子技術士とともに、オーダーメード車椅子のための採寸、型の選定など。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
ランニングマシン、エルゴメーター、マルチジム(レッグエクステンションとチェストプレス一緒)、ベンチプレス、ダンベル、歩行器、平行棒(大人用・子供用)、診察台、姿勢鏡、バランスボール、起立台(小児用)
4)配属先同僚及び活動対象者
理学療法士3名
・男性1名:30代、経験5年
・男性1名:30代、経験3年
・女性1名:20代、経験3年
5)活動使用言語
テトゥン語
6)生活使用言語
テトゥン語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(理学療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚を指導する立場であるため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(23~32℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
配属先からは、3回の新型コロナウイルスワクチン接種を完了した隊員の派遣を求められている。