要請番号(JL02623B17)
募集終了
2代目
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
ウマ イタ ニアン クリニック
3)任地( アイレウ県アイレウビラ ) JICA事務所の所在地( ディリ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は1993年に地域住民(特に障害児・者)の健康とリハビリを促進させるべく、カトリック団体により設立された。主に(1) 地域密着型リハビリテーション(CBR)による障害者支援、(2) 移動診療、(3)クリニックでの外来患者対応、(4) 5才以下の栄養不良児への支援、(5) 健康教育(8学校7村)、(6) デイケアサ-ビス、(7) 生計向上のための工房、(8) 村のCBRワーカー育成など、多岐にわたるプログラムを展開しており、ドイツにあるカトリック系団体からの援助で運営されている。年間予算は1千万円程度。韓国人修道女が在籍していることもある。活動時間は、月~金/8:30~13:30。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当国では、障害者は国民の4.6%ほどといわれ、アイレウ県の人口45,000人中、約2,000人に障害があると考えられてる。現在の管轄地域では160名程度の障害者が認識されてリハビリにあたっているが、人手・能力不足により、十分にケアが行き届いているとはいえない。週2回、巡回やCBRで村・家庭を訪問。リハビリサービスを提供する傍ら、地域のボランティアや家族にもリハビリ指導をしている。住民へのより充実したサービス提供と、同僚や住民ボランティアの能力向上のため、前任隊員が2018年から2020年まで派遣された。今回、引き続き協力が求められ後任要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. クリニックおよびCBRにおいて、同僚の理学療法士と共に、地域の障害のある人に対してリハビリを行う。
2. 日々リハビリ活動を行う中で、同僚や住民ボランティアに対する技術の共有を行う。
3. ニーズに応じて勉強会を行い、自身の知識・技術を共有する。
4. CBRチームと巡回し、障害者の発見・アセスメント・リハビリ・フォローの過程を同僚や住民ボランティアと協力して行う。
5. その他、見出した課題について、同僚・配属先と協力し合いながら、クリニックの内容を充実・向上させる。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
理学療法室(ベーシックな器具あり)、車いす、平行棒、小児用起立台、ベッドなど。
※CBRで訪問する近隣地域にも、小児用起立台、ベッドあり
4)配属先同僚及び活動対象者
・スタッフ18名(男女20-50代、高/大卒、経験1-22年)
所長:50代女性/高卒
・活動対象住民約160名
・契約している住民ボランティア各村1名(全15名)
5)活動使用言語
テトゥン語
6)生活使用言語
テトゥン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(理学療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:同僚へ技術を伝授するため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(16~27℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
首都からの移動手段は、乗り合いトラックを利用。巡回が頻繁にあることから、体力がある程度ある人材が求められている。
配属先からは、3回の新型コロナウイルスワクチン接種を完了した隊員の派遣を求められている。