要請番号(JL02623B19)
募集終了
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
社会連帯省
2)配属機関名(日本語)
ナショナルリハビリテーションセンター(CNR)
3)任地( ディリ県ディリ ) JICA事務所の所在地( ディリ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
2005年にNGOとして設立、2013年に国の組織となった。職員数84名。当国唯一のリハビリテーションセンターで10部門から成る。義肢装具と車いす等の提供、理学療法と作業療法によるリハビリ訓練が可能である。2010年にはCBR部門が導入され、障害者がコミュニティの中で暮らしやすい支援を目指している。2014年からは地方への訪問診療が始まり、全土の障害者へのサービス提供を目指す。隊員派遣は2013年に始まり、これまで福祉用具、作業療法士、理学療法士、言語聴覚士が派遣されてきた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当該配属先で定めているCBRガイドラインに基づきスタッフが配置され、配属先(CNR)利用者の送迎のほか、他課(理学療法、作業療法、義肢装具部門)との連携で地方訪問診療を行っている。CBR部門のスタッフは大学のCBRコースで1年間学び当該センターで働いているが、専門的な知識と経験が浅いスタッフがほとんどである。配属先では、地域の障害者のニーズに基づき、効果的))な巡回診療でより質の高いサービスを提供するために、関係者/団体とネットワークを築きながら、配属先のスタッフとともに活動を展開していける隊員の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. CBRガイドラインの導入から定着を支援する中で、CBRチームの組織力強化と能力向上を支援する。
2. 保健省やNGO等の関連団体とのネットワーク構築、また広報活動等を通して、サービスが受けれていない障害者への支援を広げる。
3. 地域の巡回診療や家庭訪問を行う中で、コミュニティの村長や住民、家族、関係者とよく話し合い、それぞれのニーズを分析し、予算の範囲内で、地域ごとに必要とされる支援の提案を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
・地域の利用者をセンターまで送迎するための車両
・当センターのCBRマトリックス(現地語のガイドライン)には各項目に活動内容と手法が記載されている
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:所長、副所長2名、全職員84名
CBR部門7名:課長40代女性、スタッフ6名(男30-40代、経験2-12年、身体障害者3名うち車椅子1名)
※活動対象者:治療やリハビリを必要とする地域の障害者、村長など地域のリーダー、CBRファシリテーター
5)活動使用言語
テトゥン語
6)生活使用言語
テトゥン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(社会福祉士)
[性別]:(男性) 備考:男性が多い職場で出張もあるため
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:即戦力となり助言できるため
[参考情報]:
・日本の福祉制度の基礎知識
・社会福祉系分野での経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(23~32℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
CBRの知識はなくとも、ネットワークづくりを積極的にできる人を歓迎。地方への出張も配属先から依頼されることもある。
配属先からは、3回の新型コロナウイルスワクチン接種を完了した隊員の派遣を求められている。