【配属機関概要】

3）任地（ ディリ県ディリ ） JICA事務所の所在地（ ディリ ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 徒歩 で 約 0.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

首都の国立総合病院で、診療科目は内科・産婦人科・整形外科・外科・小児科・眼科・歯科・精神科・鍼灸・リハビリテーション科等。ベッド数340床。国立病院医療費は原則国負担(無料)。キューバ、豪州、中国、インドネシアなどの外国人医師等も勤務する。リハビリテーション科では、理学療法、作業療法、言語聴覚などの専門のスタッフ12名ほどが常駐し、一日あたり20名を超える患者のリハビリ対応をしている。当該病院への隊員派遣は2013年から始まり、薬剤師3名、看護師1名、コンピュータ技術1名などが派遣されてきた。本要請の他、薬剤師、栄養士、看護師、医療機器などの要請が上がっている。

【要請概要】

1）要請理由・背景

リハビリテーション科には、作業療法士(2名)の他、理学療法士(9名)、言語聴覚士(1名)が所属している。東ティモールでは、リハビリテーションに携わる人材を養成する機関がなく、ほぼ全員がインドネシアなど海外でリハビリテーションの専門教育を受けている。国全体として、作業療法士は不足していることに加え、現場で作業療法に従事しているスタッフたちも新しい知識を得る機会が国内にない状況である。そこで、病院側は、現場のスタッフともに活動しながらスタッフの能力向上と、患者へのサービス向上の支援を期待し、作業療法士隊員の要請に至った。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

配属先の同僚らと共に、以下の活動を行う。
1. 各患者の心身機能評価方法・プログラムの立案支援をする。
2. 作業療法に必要な器具デザインや改善の提案をする。
3. そのほか、作業療法士の技術向上に資する情報共有や支援をする。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

リハビリテーション室(ベーシックなもののみ。階段、平行棒、起立台、ダンベル、マットレス、ボールなど。)

4）配属先同僚及び活動対象者

リハビリテーション科長(30代、女性、理学療法士、経験8年)、作業療法士2名(40代、男性経験10年程度)

活動対象者:外来患者(5～20名程度/日)

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】

配属先からは、最低2回の新型コロナウイルスワクチン接種を完了した隊員の派遣を求められている。