要請番号(JL02623B28)
募集終了
4代目
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国民議会・社会コミュニケーション省
2)配属機関名(日本語)
東ティモール ラジオテレビ 番組制作局(RTTL)
3)任地( ディリ県ディリ ) JICA事務所の所在地( ディリ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
東ティモールラジオテレビ(RTTL)は国営で唯一のラジオテレビ全国放送局。前身は1999年に東ティモールがインドネシアの占領から解放された後に国連が立ち上げた放送局で、各国の支援を受けて設立された。テレビ放送は現地語であるテトゥン語とポルトガル語で放送されており、今後はオーストラリアからの支援を受けて英語番組の作成が計画されている。放送系の部署は、ラジオ、テレビそれぞれに、ニュース報道局、番組制作局、技術局、編成局があり、規模としては日本の地方にある小規模民放放送局程度である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先の放送している番組は、ポルトガルから提供される番組や独自制作番組の再放送が占める割合も多い。国内唯一の全国的な放送メディアであり、社会の情報伝達の中心的役割を担っているにもかかわらず、放送番組の質は低く、一般視聴者はインドネシアの番組などを多く見ている状況。機材の管理、スポンサーに対する意識、魅力的な番組制作等の点においては、意識改革を図る必要あり、配属先長自身もスタッフの意識改革の必要性を強く認識し、少しずつ改革を実施し始めている。当該配属先にはこれまで3代の海外協力隊員の派遣を行ってきたが、3代目の隊員は新型コロナウィルス感染症の影響により任期途中での帰国となった経緯があり、後任要請に至った。隊員には撮影、編集、機材管理などにおいて支援が求めれているが、特に機材のメンテナンスや管理、使用方法などについての要望が強い。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
番組制作及びその前後のすべての過程での指導が求められる。
1. 演出・企画・構成に加え、撮影、編集、映像加工、テロップや音入れなど、番組制作に必要な各知識を共有する。
2. カメラマンや編集者などの技術スタッフ、ニュース記者などへの指導。
3. 各種機材の機材の使用方法や管理方法について指導する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
取材・撮影機材一式、カメラ(Sony DSR-RD177P)、MAC及び各種映像編集ソフト、ノンリニア編集設備、地上アナログ(PAL)放送関連設備(収録スタジオ・中継車等)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先長: 男性、50代
部長: 女性、30代、経験11年
同僚スタッフ: 約20名: 20代~50代・経験5~15年
5)活動使用言語
テトゥン語
6)生活使用言語
テトゥン語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)10年以上 備考:実務に即した協力が求められるため
[参考情報]:
・撮影機材の管理・メンテナンスの経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(23~32℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
配属先からは、3回の新型コロナウイルスワクチン接種を完了した隊員の派遣を求められている。