要請番号(JL02623B30)
募集終了
3代目
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
ディリ国立病院(HNGV)
3)任地( ディリ県ディリ ) JICA事務所の所在地( ディリ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
当国最大の総合病院で、ベッド約340床。キューバ、オーストラリア、中国などからの外国人医師、東ティモール人医師、看護師、助産師がいる。外来患者数は、1日平均約350人。教育や研究の場も提供している。薬局としての予算はない。薬局が処理する処方箋は、入院外来合わせて1日平均500枚。薬のほか医療用品の管理も行っている。1,2代目に派遣された隊員は5Sや電子システムを用いた在庫管理業務の支援を行い、3代目は病棟業務が開始したことから、同僚が総合的な能力向上ができるための支援を実施した。当該要請の他に、栄養士と看護師などの海外協力隊員の要請が上がっている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
これまで3代の派遣により、在庫管理(薬の整理整頓と有効期限管理)についてはある程度改善できているが、2019年から病棟業務が開始したばかりであり、これをさらに拡大し軌道に乗せるための支援が必要である。また2020年からは新たにPharmaco Vigilance(医薬品安全性監視)と薬剤情報センターを開始する。これらを実施するにあたり、日本の知識と経験が必要とされており、また同僚の薬剤に関する知識向上と薬局内の業務体制改善が不可欠であることから、隊員の派遣が要請されている。課題の改善とその定着には時間がかかると見込まれるため、隊員の支援が引き続き求められる。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 病棟業務を推進するにあたっての、同僚への能力向上支援を行う。
2. 2020年に新たに導入される医療品安全性監視制度、および薬剤情報センターの側面支援と必要な提案・助言・補助を行い、薬剤が国内で安定的に患者に使用されることを目指す。
3. 日々同僚と共働する中で、薬剤師業務全般(薬局・調剤室業務等)における円滑な業務推進と改善に関わる。
4. 薬についての知識を増やすための薬剤教育(勉強会あるいは日々の活動の中での共有)を同僚に対して行う。
5. このほか、医薬品等に関する定期報告書作成等を行うなど、必要に応じて課が求める課題に対応する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、コピー機、プリンター、PC(共用)、文具
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:薬局長(女性、30代、薬剤師、病院勤務経験6年) ※ カウンターパート予定
薬剤師 24名(男性4名・女性20名、20-30代中心、3名大卒、12名diploma、3名高卒・薬学科、3名アシスタント、経験数か月-5年)
活動対象者:患者(老若男女)
5)活動使用言語
テトゥン語
6)生活使用言語
テトゥン語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:(薬剤師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:専門知識が必要
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:病棟業務等の助言を行うため
[参考情報]:
・基礎的なPCスキル
・病棟業務経験があるとなおよい
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(23~32℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
配属先からは、3回の新型コロナウイルスワクチン接種を完了した隊員の派遣を求められている。