要請番号(JL02624A10)
募集終了

・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
聖テレシンハ小学校
3)任地( バウカウ県キリカイ ) JICA事務所の所在地( ディリ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 5.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は東ティモール郊外の山岳地域に位置し、1987年に設立されたカトリック系の小学校で、中学校、高等学校も併設されている。小学校の児童数は約180名、教員数は12名である。月曜日から金曜日まで授業を行っており、土曜日は課外活動を行っている。児童数が多く教室が足りないため、午前と午後に児童を入れ替えて授業を実施している。午前中(8:00~12:40)は小学生、中学生が校舎を利用し、午後(13:30 ~17:00)は高校生が校舎を利用している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
東ティモールでは独立から現在に至るまで、児童数の増加、教員や校舎の不足、教育システムの未整備、複雑な言語環境などが原因でしっかりとした義務教育の機能が確立されておらず、国民の計算力不足は深刻な問題となっている。JICA東ティモール事務所では、初等教育における算数教育の底上げを目的とし、2019年より小学校へJICA海外協力隊の派遣を開始し、本分野における隊員派遣の拡大を目指している。配属先では、1年生から3年生に対して、クラス担任が算数を含む全教科を教えており、4年生から6年生に対して、担当教員1名が算数を教えている。配属先には、児童が正しく理解できるように教えられる教員が不足しているため、質の高い授業の提供に関して、隊員からの協力が期待されている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
1. 同僚教員と共に算数クラスを担当する。
(担当する学年については、着任後配属先との話し合いにより決定する)
2. 教育の質をあげるために、同僚教員と指導法や指導内容について一緒に考える。
3. 必要に応じて同職種の隊員と協力し、当国の算数能力向上のためのグループ活動を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
教科書(ポルトガル語)
小学1年生から4年生までは現地語であるテトゥン語で授業が行われている。
4)配属先同僚及び活動対象者
校長: 男性、50代24年
主任: 男性、50代、経験27年
同僚教員: 男性、30代、経験8年
活動対象:配属先の小学生
5)活動使用言語
テトゥン語
6)生活使用言語
テトゥン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(教諭免許(校種・教科不問))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:教員になるための資格
[経験]:(指導経験)2年以上 備考:
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(17~28℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
隊員が居住する住居は、ワンルームアパートメントまたはホームステイとなる。