要請番号(JL02624A18)
募集終了

・2024/3 ・2025/1 ・2025/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
大学教育科学省
2)配属機関名(日本語)
ディリ保健科学教育機関(ICS)
3)任地( ディリ県ディリ ) JICA事務所の所在地( ディリ県ディリ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は保健技術者の養成機関として2013年に設立された。国家が必要とする十分な水準を持つ医療人材を輩出することを目的としており、看護、助産、薬学、栄養、臨床検査学科の5科が存在する。現在、教員は102名(非常勤含)、学生4175名。内、臨床検査学科には397名が在籍。配属先での履修期間は4年以上。(1年2学期制)通常は1~2年生が基礎知識を学習し、3年生以降に実技を学ぶ。3年生の後期よりクリニカル・トレーニングと呼ばれる現場研修を実施。他機関からの支援はなく、外国人教員(主にインドネシア人)が5名いる。授業時間は月~金曜日8時~17時。(昼休みは12:00~14:00)土曜日は実習等半日開校している。
2024年1月現在、JICA海外協力隊(看護師)1名が活動中。
【要請概要】
1)要請理由・背景
創立10周年を迎えたが、教育や授業、教員の質も十分なものとは言えない。そのような中、JICA海外協力隊へ看護学科への協力要請があり、2023年1月に看護師隊員を派遣した。学校側は隊員活動に理解を示しており、良好な関係で協力活動を展開中である。看護学科の教育や授業、教員の質の向上が認められたため、配属先は臨床検査学科でも同じような効果を狙い、今回同科への隊員の派遣を要請してきた。臨床検査学科は同国では3大学のみで教授されており、貴重な臨床検査技師輩出の教育機関の一つとなっている。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
1. 臨床検査学科で現地教員とともに授業を行う。
2. 定期試験問題の作成や評価方法への助言を行う。
3. 教員らに効果的な教授法を指導する。
4. 正しい検査実習室のあり方を指導する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
顕微鏡(Olimpus等11台)、遠心機、毛細管、ヘモグロビン、赤沈検査機、プッシュボール(スポイトみたいなもの)、スライドグラスとそのカバー、ピペット、採尿&採便容器、検体を置くラック、消毒系の薬剤、等
4)配属先同僚及び活動対象者
[配属先同僚]
・臨床検査学科長(男性、30代、教授経験4年、タイでの研修参加経験あり)1名
・他の講師(女性、20代、教授経験3年)2名
[活動対象]
・臨床検査学科の学生(高校卒業以上の男女、18歳以上)多数
5)活動使用言語
テトゥン語
6)生活使用言語
テトゥン語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:(臨床検査技師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(指導経験)2年以上 備考:高等教育機関で指導するため
[参考情報]:
・なるべく後輩等への研修指導経験がある方がよい
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(22~32℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
隊員が居住する住居は、ワンルームアパートメントまたはホームステイとなる。