要請番号(JL02624B04)
募集終了
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
大学教育科学文化省
2)配属機関名(日本語)
東ティモール国立大学 工学部
3)任地( ディリ県ヘラ ) JICA事務所の所在地( ディリ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属機関は2000年に設立された。工学部には、機械、土木、電気・電子、情報、地質・石油の5つの学科があり、学部全体で約2,300名の学生が在籍している。当該学部に対しては、大学設立当初から、JICAの技術協力プロジェクトが実施され、日本の複数の大学の協力を得ながら、当該学部の社会ニーズに対応した教育・研究機能の強化を行ってきた。2019年にJICAの無償資金協力により新校舎が建設された。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当国の教育全般の課題として、理数科目の強化の必要性があげられる。2019年にJICA無償資金協力により新校舎建設され、物理実験室、化学実験室も設置された。併せて、各種実験器具が供与されたが、現在に至るまでほとんど活用されていない。配属先では、実験を用いた授業の大切さを理解しているものの、教員の経験や知識の不足から実験を取り入れた授業実施に躊躇している状況である。隊員には、主に物理の授業を受け持ちながら、日本が支援した実験室・実験用具の有効活用、実験を取り入れた授業実施の支援、実験を取り入れた授業に関して同僚へのアイデア共有が期待されている。配属先には2023年から初代の数学隊員が派遣され、現在も活動を行っている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 同僚とともに学部生に対し、物理の授業を実施する。
※内容は古典力学、流体力学、電磁気、熱力学等、日本の高校で学ぶレベル。
※教員数が圧倒的に不足しているため、同僚と分担してクラスを受け持つ可能性がある。
2. 実験室を有効活用し、実験や観察を積極的に取り入れた授業を行う。
3. 可能な範囲で同僚に実験を取り入れた授業に関するアイデア共有を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
教室、机、理科実験室、実験用具一式(ユーイング装置、電気回路実験キット等)
4)配属先同僚及び活動対象者
副学部長: 男性、50代、経験14年
工学部講師: 男性、60代、経験24年
活動対象: 工学部学生
5)活動使用言語
テトゥン語
6)生活使用言語
テトゥン語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(中学校又は高等学校教諭(理科))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(修士) 備考:配属先からの要望
[経験]:(指導経験)2年以上 備考:配属先からの要望
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(23~32℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
隊員が居住する住居は、ワンルームアパートメントまたはホームステイとなる。