2024年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02624B16)
募集終了

国名
東ティモール
職種コード 職種
H106 保健師
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3 ・2026/1
保健局外観 県保健局総務部長 ヘルスインフォメーションシステム担当職員 ヘルスインフォメーションシステム担当職員

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

バウカウ県保健局

3)任地( バウカウ県バウカウ ) JICA事務所の所在地( ディリ県ディリ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先はバウカウ県における保健省管轄の行政機関であり、県内の住民の健康維持に努めている。局内の職員は30名。総務部4名と保健プログラム部26名の2部に分かれており、総務部は経理や人事の仕事、保健プログラム部では保健省から下りてくるプログラムの実施を行っている。プログラム内容は様々で、母子保健、栄養、リプロダクティブヘルス等々、保健省主催のものもあれば、他国の機関やNGO主催のものもある。これまで同県保健分野へのJICA海外協力隊の派遣は5名おり、すべて県病院へ派遣されていた。2024年5月現在、海外からの支援として、Unicef、WHO、KOICA等からの保健プログラムへの資金援助がある。

【要請概要】

1)要請理由・背景

バウカウ県は首都ディリに次ぐ第2都市である。配属先では県下の全住民の健康維持に努めており、クリニックでの診療の他、母子保健、予防接種、栄養指導、その他学校の生徒や地域住民への健康教育(歯科ケアを含む)を行っている。疾病数や予防接種、身体測定、各種アンケート調査等、住民に対して行い、数値化、それを中央の保健省に提出しているが、それらの統計資料の数値は極めてあいまいで、多少合計が合わずとも体裁を整えて提出しているのが現状である。それでは数値を取っている意味がなく、それらを克服するため、正しい数値化の徹底とその数値を元に住民への健康促進や疾病対策等が行えるための指導を求め、JICA海外協力隊の要請が上がった。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 保健局総務部ヘルスインフォメーションシステム(HIS)担当者に、傘下のヘルスポストから上がってきた数値を正しく保健局のシステムに入力する指導を行う。
2. HIS担当者とともに、ヘルスポスト職員に正しい数値化の指導を行う。
3. 職員やSISCaと呼ばれる住民ボランティアが取るアンケート集計の支援を行い、その結果から予防できる対策をともに考える。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

業務用の机、椅子、PC、プリンタ等

4)配属先同僚及び活動対象者

[配属先同僚]
・局長(男性、50代)、総務部職員、他
[活動対象者]
・総務部ヘルス・インフォメーション・システム担当職員(男性、30代)
・傘下のヘルスポストの職員やSISCa(保健ボランティア)多数

5)活動使用言語

テトゥン語

6)生活使用言語

テトゥン語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(保健師)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:現地職員を指導するため

[汎用経験]:

 ・衛生啓発や健康管理の知識や経験

[参考情報]:

 ・データ収集、簡単な統計処理の経験は必須

 ・保健師と同様な業務ができる看護師も可

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(23~32℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

隊員が居住する住居は、ワンルームアパートメントまたはホームステイとなる。
停電や断水、インターネットのアクセスも悪い中、現地の人と関係を重視して生活出来る明るい人物が期待されている。