要請番号(JL02624B17)
募集終了
・2025/1 ・2025/2 ・2025/3 ・2026/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
ディリ県保健局
3)任地( ディリ県ディリ ) JICA事務所の所在地( ディリ県ディリ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は首都ディリ県における保健省管轄の行政機関であり、県内の住民の健康維持に努めている。局内の職員は61名。総務部と保健プログラム部の2部に分かれており、総務部は経理や人事の仕事、保健プログラム部では保健省から下りてくるプログラムの実施を行っている。プログラム内容は様々で、母子保健、栄養、リプロダクティブヘルス等々、保健省がイニシアティブを執って行っているものもあれば、他国の機関やNGO主催のものもある。過去の同局へのJICA海外協力隊の派遣は3名(コミュニティ開発2名及び公衆衛生1名)。2024年7月現在、4人目の協力隊員(栄養士)が活動中。
【要請概要】
1)要請理由・背景
首都のあるディリ県は当国最大の人口を抱え(2023年で約15万人)、人口増加も激しい。ディリ保健局の傘下には5つのヘルスセンターがあり、それぞれのセンターには一般外来、一般病棟、救急病棟、妊産婦病棟、臨床検査、予防接種、アウトリーチ活動(ヘルスセンターにアクセスしにくい地域へのモバイル診療活動)等が行われている。各ヘルスセンターでの出産は毎日あり、多い日は1日10人の赤ちゃんが生まれる日もある。ついては、助産師の日々の業務効率化を推進し、効果の高い看護業務の指導を希望し、今回の要請となった。所属は、ディリ保健局となるが、局内では行政的な業務を行っており、今回の要請の活動先は、保健局傘下のヘルスセンターでの活動となる。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 保健局傘下のヘルスセンターにおいて、産婦人科の助産師とともに、業務の効率化を実践する。
2. 助産師や看護師とともに、ワークショップ等を開催し、業務の向上を指導する。
3. 妊産婦への講習会において、地元住民が理解しやすい媒体(紙芝居やポスター、等)を開発し、活動に取入れる。
(ヘルスセンターは県内に5カ所あり、ヘルスセンターを巡回指導する予定。どのヘルスセンターを対象とするかは、赴任後、その時の状況をみて保健局と話合い決定される)
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
バイタル測定機器、等
4)配属先同僚及び活動対象者
[配属先同僚]
・局長(男性、50代)、その他啓発活動担当の職員(20~50代男女)
・ヘルスセンターの看護師や助産師等(男女、20~50代)各ヘルスセンター平均看護師20名及び助産師25名
[活動対象者]
・上記センターの看護師や助産師、患者、妊産婦
5)活動使用言語
テトゥン語
6)生活使用言語
テトゥン語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(助産師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:現地の助産師を指導するため
[汎用経験]:
・臨床実習指導者の経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(23~32℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
隊員が居住する住居は、ワンルームアパートメントまたはホームステイとなる。