2025年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02625A06)

国名
東ティモール
職種コード 職種
G130 柔道
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2026/1 ・2026/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

青少年・スポーツ・文化・芸術省

2)配属機関名(日本語)

東ティモール柔道連盟

3)任地( ディリ県ディリ ) JICA事務所の所在地( ディリ県ディリ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

東ティモール柔道連盟は2018年に設立され、国際柔道連盟(IJF)にも加盟しておいる。普段はディリ市内にある道場にて稽古を行っている。連盟の主な活動としては、柔道の指導、大使館主催のイベントなどを通じた普及活動、国内大会の実施運営、昇級昇段試験、組織運営がある。しかしながら東ティモールにおける柔道は普及しているとはいえず、競技人口も少ないこともあり、国際柔道連盟に加盟していながらも国際大会に出場している選手はいない。将来的には国内大会を充実させて東南アジア大会などに出場する選手を育成したいと考えている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

東ティモールは産業化の遅れによる就職難や急速な開発に取り残される貧困層の拡大など、大多数の青少年が健全な成長、社会貢献へのモチベーションを失いつつあり、非行に走る原因ともなっており、健全な青少年の育成において武道はその一役を担うことが注目されている。そういった状況の中で、柔道連盟はこれまで会長が1人で切り盛りしてきたが、年齢的な問題もあり稽古もままならない状況になってきている。指導者の育成もできておらず、配属先では、将来の柔道指導者の育成も視野に入れ、より多くの子どもたちに魅力的かつ効果的な柔道指導を行い、国内柔道の発展と普及を目指したい意向があり、JICA海外協力隊の要請がなされた。

2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)

配属先の状況を把握した後、自身が貢献できる分野での活動を行う。
1. 同僚とともに、道場に通う子供たちの年齢や能力に応じた指導を行う。
2. 規律や礼儀といった精神的な側面からの柔道指導を行う。
3. 練習方法や指導計画の改善につながる助言・提言を行う。
4. 配属先が実施する柔道普及のためのイベントの企画・運営を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

道場(マット)、柔道着

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
連盟会長72歳、柔道初段(1977年所得)
不定期ながらポルトガル系の指導者も指導にあたる

活動対象者:
小学生から大人の年代までおよそ15名

5)活動使用言語

テトゥン語

6)生活使用言語

テトゥン語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(柔道三段)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(競技経験)5年以上 備考:実践的な指導が求められるため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(23~32℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

隊員が居住する住居は、単身用住居またはホームステイとなる。