要請番号(JL02625A29)

4代目
・2026/1 ・2026/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
ディリ国立病院(HNGV)
3)任地( ディリ県ディリ ) JICA事務所の所在地( ディリ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は首都にある当国唯一の第三次医療機関である国立総合病院。同病院には全国から患者が受診する。配属先の職員は約1200名。外来には内科、外科、整形外科、小児科、産婦人科、放射線科、歯科、眼科、精神科等があり、病棟は一般内科、外科、産科。他に救急外来、ICU、検査室、薬局、レントゲンの施設が整っている。1日の外来患者数は約250人。入院用ベッドは362床。キューバ、オーストラリア、中国人の外国人医師も勤務。2025年2月現在、JICA無償資金協力「ギド・ヴァラダレス国立病院整備計画」を実施中。同配属先の協力隊は前任となる薬剤師、その他看護師、栄養士が活動中。4月には医療機器の隊員赴任予定。
【要請概要】
1)要請理由・背景
これまで3代の派遣により、在庫管理(薬の整理整頓と有効期限管理)についてはある程度改善できているが、2019年から開始された病棟業務をさらに拡大し軌道に乗せるための支援が必要とされている。また、新たに医薬品安全性監視(Pharmaco Vigilance)と薬剤情報センターを開始する。これらを実施するにあたり、日本の知識と経験が必要とされており、また同僚の薬剤に関する知識向上と薬局内の業務体制改善が不可欠であることから、隊員の派遣が要請されている。課題の改善とその定着には時間がかかると見込まれるため、隊員の支援が引き続き求められる。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
1. 病棟業務を推進するにあたっての、同僚への能力向上支援を行う。
2. 医療品安全性監視制度及び薬剤情報センターの側面支援と必要な提案・助言・補助を行い、薬剤が安定的に患者に使用されることを目指すことへの協力をする。
3. 薬剤師業務全般(薬局・調剤室業務等)における円滑な業務推進と改善に関わる。
4. 薬についての知識を増やすための勉強会等を行う。
5. その他、医薬品等に関する定期報告書作成等を行うなど、必要に応じて課が求める課題に対応する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、コピー機、プリンター、PC(共用)
4)配属先同僚及び活動対象者
[配属先同僚]・配属先同僚:薬局長(男性、60代、病院勤務経験20年以上)
薬剤師(男女20名以上、20-30代)
[活動対象]・上記同僚
その他、患者(老若男女)
5)活動使用言語
テトゥン語
6)生活使用言語
テトゥン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(薬剤師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:専門知識が必要
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:病棟業務等の助言を行うため
[参考情報]:
・基礎的なPCスキルは必須
・病院での薬局経験があることがよい
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(23~32℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
隊員が居住する住居は、単身用住居またはホームステイとなる。