2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02718A05)
募集終了

国名
ベトナム
職種コード 職種
H112 言語聴覚士
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/4 ・2019/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

チョーライ病院

3)任地( ホーチミン市 ) JICA事務所の所在地( ハノイ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

保健省直轄3大病院の1つで、1900年に設立された南部地域を代表する高度医療機関である。診察科、副診察科合計65科、病床1800床、医師720名、薬剤師約90名、看護師約1450名、技師約340名、年間外来患者数107万人、入院患者約12万6千人。日本の援助で1974年に新病院が建設されたほか、無償資金協力による機材供与、複数の技術協力プロジェクトが実施され、現在は「病院運営・管理能力向上プロジェクト」が2021年12月まで5年間の予定で実施されている。JICAボランティアは2001年から、栄養士、OT、看護師等9名のJVが派遣され、現在言語聴覚士SV(2018年9月まで)が活動予定。

【要請概要】

1)要請理由・背景

任国でのリハビリテーション分野は4年ほど前から導入された経緯があるが、資格制度や専門の養成機関は短期研修のみの状況である。配属先はリハビリテーション分野における先駆的な病院であり、本科の医師2名と理学療法士2名の4人が2010年から2年間、オーストラリア人による言語聴覚療法コースを受講し、言語療法を開始した経緯がある。
現在2代目となるSV(シニア海外ボランティア)が活動中で、言語訓練の実施や教材作成等を実施している。現地スタッフは主に音声障害にかかる治療を実施している。ボランティアには高次脳機能障害患者の言語療法にかかる協力が求められている。ボランティアの協力後は、現地スタッフ自らが知識と経験を身に着け、高次脳機能障害患者に対する言語療法および認知トレーニングを実施できるようになることが目標として掲げられている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.医師や同僚と共に、高次脳機能障害の患者に対する訓練を実施、助言する。
2.患者への日々の訓練や勉強会等を通じて、同僚の知識・技術の向上を図る。
3.早期リハビリテーションをめざし、他科との連携推進に協力する。
4.可能な範囲で同職種JV(青年海外協力隊)や同任地JVとの勉強会やイベント開催などに協力する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

絵カード、パルスオキシメーター、他国の評価用紙を参考にしたベトナム語評価用紙の利用、ST室

4)配属先同僚及び活動対象者

リハビリテーション科:医師5名、理学療法士30名(大卒16名、専門学校卒14名)
このうち、言語聴覚療法に携わるスタッフは4名
(全員女性/30-40代/医師2名/理学療法士2名:言語聴覚士としての経験2年)

5)活動使用言語

ベトナム語

6)生活使用言語

ベトナム語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(言語聴覚士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)保健医療 備考:即戦力が求められているため

[経験]:(実務経験)10年以上 備考:同僚にアドバイスを求められるため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(20~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】