要請番号(JL02718A08)
募集終了

2代目
・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
ホーチミン市医療薬科大学病院
3)任地( ホーチミン市 ) JICA事務所の所在地( ハノイ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1994年に設立された総合病院を前身とし、2000年に現在の名称に変更、2013年に15階建ての現在の病院が設立された。24科、医師約650名、看護師及び技師650名、薬剤師約110名で総職員数は約2,300人。隣接する大学の実習生など医療従事者の人材養成を行いながら、医療サービスの提供、臨床研究を行う国立の大学病院である。市内4ヶ所にある施設の合計病床は910床であり、外来患者は7,600人/日、2013年の年間外来患者数は約200万人、入院患者数は約5万5千人。2018年10月まで初代作業療法士JV(青年海外協力隊)を派遣中。病棟での日常生活活動の指導を行っている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
リハビリテーションは新たな分野で、特に作業療法士や言語聴覚士への関心が高まり需要もある。配属するリハビリテーション室では、19名の理学療法士が、ICU科、心臓呼吸器科、整形外科、外来、脳外科の5つのグループに分かれ、各3-4名で主に病棟を巡回しながら患者へのケアを行っている。上肢機能や日常生活活動の指導等を実施しているが、作業療法を学んだスタッフがいないため、立ち上がり訓練等の簡単な作業療法的サービスの提供に留まっている。JV(青年海外協力隊)はスタッフの一員として患者への訓練を実施することに加え、同僚の作業療法知識・技術の向上を図り、自助具・訓練道具の作成や購入に助言するなど、サービス全般の質の改善に貢献することが期待されている。対象は術後急性期、回復期、外来、入院患者が想定される。
2)予定されている活動内容(以下を踏まえ、隊員の経験をもとに関係者と協議して計画を立て、柔軟に内容を変更しながら活動を進めます)
1.主に脳卒中患者と運動機能障害の患者に対して、同僚とともに作業療法を実施する。
2.患者への日々の臨床活動を通して、同僚の作業療法の知識や技術の向上を目指す
3.ベトナムで入手可能な材料・道具を用いて自助具や練習道具の作成や提案をする。
4.高齢者等、可能な範囲で個人またはグループのレクリエーションを紹介、実施する。
※活動は月-金曜日の7-16時半、土曜日の7-11時を基本とし、土曜午後に勉強会が入ることもある。
※現在は作業療法室が無く、病棟での療法を実施している。(2019年病院改築予定。作業療法室設置予定あり)
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
超音波治療器、電気刺激療法機器、温熱療法器、肩関節輪転運動器、バランスボール、
4)配属先同僚及び活動対象者
リハビリテーション室:室長(女性/30代/経験10年以上)
同僚理学療法士16名(20-30代/経験1から8年/大卒)
カウンターパート(C/P) 4名の理学療法士(4-6年))
活動対象者:脳卒中患者、運動機能障害のある患者
5)活動使用言語
ベトナム語
6)生活使用言語
ベトナム語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(作業療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚への指導が必要なため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(20~35 ℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)