要請番号(JL02718A10)
募集終了
・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
トゥアティエンフエ人民委員会
2)配属機関名(日本語)
トゥアティエンフエ省リハビリテーション病院
3)任地( フエ市 ) JICA事務所の所在地( ハノイ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1999年にリハビリテーション専門の病院として設立。診察と治療を入院・外来患者に実施している。病床数113床、医師14名、技士12名、看護師8人、リハビリ技術員27名、全職員数は84名となっている。患者数は210名、うち入院患者は90名である。2017年は3四半期間で約2066件の診察、2069件の入院患者治療、577件の外来患者治療が記録されている。人材育成、科学研究、傘下病院へのCBR(Community Based Rehabilitation* )紹介、疾病予防や健康指導を行っている。カナダ、独国、Handicap Internationalの協力がある。予算は5000万円/年。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先は省下でリハビリテーション専門の病院であり、小児リハビリ(自閉症、神経発達障害)や小児脳挫傷の治療も行っている。患者の割合としては、小児20パーセント、成人35パーセント、高齢者45パーセントとなっており、高齢者の割合が高くなっている。対象患者は脳梗塞が一番多く一日約50名の患者が理学療法を受けている。CBRに関しては、フエ省傘下の8つの郡病院と市立病院で省下全土の町村を網羅し、在宅訪問医療を実施している。小児から高齢者まで、個々の疾病にあった理学療法の実践、新たな知識や技術が必要とされており、JICAボランティアの協力が求められている。
1998年~2002年までJICAの開発福祉支援でNGO「ベトナム子どもの家を支える会=JASS」が「フエ市の児童福祉総合支援事業」を実施した背景があり、配属先には日本人と協働したことのある人材も多い。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.実施されている理学療法にかかる改善や提案を同僚や医師に行う。
2.理学療法にかかる知識や技術を伝達する。そのための勉強会や研修会、ワークショップを開催する。
3.医師や同僚たちと共に、患者の治療に直接かかわる。
4.理学療法に関する新規の知識や技術を同僚に伝える。
5.可能な範囲で同職種JVや同任地JVとの勉強会やイベント開催などに協力する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
平行棒、ベンチ、肋木、ダンベル、歩行器、杖、自転車エルゴメーター、歩行車、車いす、ベッドサイド補助具、傾斜台
4)配属先同僚及び活動対象者
理学療法士 40代 大卒 経験年数20年
心臓血管専門技師 経験年数33年 ダイレクター歴7年
内科医 50代 経験年数30年 リハビリテーション科15年勤務
内科医 60代 経験年数36年 リハビリテーション科10年勤務
3名学位有 その他看護師、技術者等
5)活動使用言語
ベトナム語
6)生活使用言語
ベトナム語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(理学療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒)保健医療 備考:専門的な知識・技術が必要とされる
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚への助言が求められるため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(18~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
*CBR: 地域社会に根ざしたリハビリテーション