2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02718A11)
募集終了

国名
ベトナム
職種コード 職種
H114 理学療法士
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/4 ・2019/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

ソンラ省人民委員会

2)配属機関名(日本語)

ソンラ省リハビリテーション病院

3)任地( ソンラ省ソンラ市 ) JICA事務所の所在地( ハノイ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 8.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

1966年に設立、1997年リハビリテーション専門病院となった。理学療法対象者の主な疾患は、約6割が膝や頚・腰部の変形性関節症やヘルニア等の慢性疼痛疾患で、脳卒中が約3割を占める。交通事故後の骨折による関節拘縮、頭部外傷や脊髄損傷の他に小児疾病や膝の靭帯断裂後の患者を診ることもある。病床数は120床、医師22名、準医師19名、薬剤師4名、看護師33名、技師11名、薬剤技師1名を含む総職員数は約115名。住民の収入や保険制度により受けられる医療サービスが異なり、治療や自助具が賄えないケースもある。市内の総合病院には小規模なリハビリテーション科もある。現在2代目のJVが2018年10月まで活動中。

【要請概要】

1)要請理由・背景

リハビリテーション科には、理学療法士4名と理学療法を担当する看護師、準医師の総勢約30名が所属し、1日あたり約30名の外来患者と約120名の入院患者の訓練を実施している。理学療法科には物理療法室を含む計8つの部門があり、主に活動は徒手治療が中心の運動療法である。患者数が多く、一人の患者の評価・治療時間が十分に取れない現状にある。前任の青年海外協力隊(JV)は慢性疼痛や関節拘縮に対する治療、脳血管障害に対する運動療法を勉強会を通じて伝えており、本要請でも引き続き同様の支援が求められている。また患者・家族への適切な自主トレーニング指導を計画・実施中である。
数名の医師や療法士は簡単な英会話ができるが、基本的にコミュニケーションはベトナム語が中心で、少数民族出身の患者はその民族独自の言葉しか知らない場合もある。対象は回復期、外来、入院患者を想定。急性期は対象としない。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先医師の治療指示による理学療法の支援を行う。
1.患者に対し物理療法を含めた理学療法を実施する。
2.日々の訓練を通して、同僚のリハビリテーションの専門性を高める。
3.勉強会やワークショップを開催し、同僚の知識・技術向上を図る。
4.同職種や同地域のJVと連携し、勉強会やワークショップを実施する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

電磁波治療器、短波機器、超音波機器等の物理療法機器、バランスボール、重錘、前輪付歩行器、治療用ベッド(電動昇降式×20台)、ティルトテーブル、平行棒(屋外)、骨模型、上肢・下肢筋膜型

4)配属先同僚及び活動対象者

副院長兼リハビリテーション科長(医師/男性/50代/大卒/勤務25年)
技師長(理学療法士/40代/大卒/経験10年)
理学療法士(男性2、女性1名/20台後半)

活動対象者:成人(変形性関節症、脳卒中等)

5)活動使用言語

ベトナム語

6)生活使用言語

ベトナム語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(理学療法士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚が大卒であるため。

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:応用力が必要なため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(10~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】