要請番号(JL02718A12)
募集終了
・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
トゥアティエンフエ人民委員会
2)配属機関名(日本語)
障害児・遺伝相談基金(FGCDC)
NGO
3)任地( フエ市 ) JICA事務所の所在地( ハノイ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
フエ薬科大学に事務所があり准教授が代表を務めるNPO。病気・障害のある児童を支援している。心臓、脳腫瘍、水頭症、口裂症等の手術費用の補助や、交通費用、宿泊先の提供等を実施。重症で緊急性の高い傷病(髄膜炎、脳症、やけど、栄養失調)の治療(投薬)と支援も実施している。リハビリテーションプログラムでは3か月集中ケアや家族への指導を行っている。加えて、貸付、就労支援、就学前教育、特別支援教育、無農薬農場経営、遺伝相談を行っている。予算は2000万円/年間、財源は寄付と無農薬農業収入。独国GIZの専門家や独国、濠国、仏国から短期ボランティアも受け入れている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先では、障害のある児童(知的障害、自閉症)に対する特別支援教育の重要性を認識し、児童のリハビリや社会参画を訓練する機会の提供が必要としている。就学前教育の2つのセンターでは30名の在籍があり、特別支援学校1校では6クラスで70名が在籍している。これらの現場で、自閉症、ADHD、行動障害、知的障害の児童たちに対する教育を提供すべく活動している。そのため、ヘルスワーカー、幼稚園教諭、特別支援学級教諭、ソーシャルワーカ-の能力強化にかかる試みも実施している。しかし、配属先では教員が障害児者専門の教育を受けておらず、加えて経験も乏しい。それゆえ障害児教育の知識と経験を持つJICAボランティアの要請に至った。
将来的に現地のスタッフが新入児童のアセスメントと指導・支援計画、振り返りが可能となるレベルを目標としている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
0歳から16歳まで含まれるクラスのうち、ボランティアの得意分野に合わせて支援するクラスを決め以下を行う。
1.同僚や保護者に対して障害児(特に自閉症)に対する指導法や工夫を教える。
2.すべての新入スタッフに対する訓練マニュアルの改訂を行う。
3.現地教員と一緒に個人評価と支援計画、記録、教材等の作成を行う。
4.補助器具や家庭生活/学校生活で必要となるものの教示や提案をスタッフや保護者に行う。
5.可能な範囲で同職種JV(青年海外協力隊)や同任地JVとの勉強会やイベント開催などに協力する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
クラスルーム ボール ホワイトボード、マジック、文房具等
4)配属先同僚及び活動対象者
事務局長(男性)フエ薬科大助教授/医師
副事務局長(女性)
特別教育教員(20-40代、経験年数2-10年)
就学前教育教員(20-30代、経験年数4-10年)
理学療法士(20代、短大卒(理学療法)、経験年数3年)
5)活動使用言語
ベトナム語
6)生活使用言語
ベトナム語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:現地教員と同等の学歴が必要
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:現地教員への助言が必要なため
[参考情報]:
・自閉症児教育に携わった経験
任地での乗物利用の必要性
自転車
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(18~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可 無線)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)