要請番号(JL02718A14)
募集終了
・2018/4 ・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
カントー市人民委員会
2)配属機関名(日本語)
カントー市文化・スポーツ・観光局(観光開発センター)
3)任地( カントー市 ) JICA事務所の所在地( ハノイ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
同センターは、2015年に同市文化・スポーツ・観光局の下に設置され、観光情報管理・広報・観光商品やお土産物開発・観光地の問題解決など観光促進業務の全般を担い、同市の観光振興を行っている。管理部、観光情報促進部、観光商品・サービス開発部の3部署からなり、職員は15名である。今年度予算は約600万円。英語のウェブサイトやパンフレット等の資料作成は、外部の業者へ依頼している。
2016年度の観光客数は約530万人であり、約80万人が海外からの観光客である。内訳として8割が欧州、2割がアジア圏であり、日本人観光客は約8万人である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
メコンデルタ最大の都市である同市では2017年から2020年までの観光促進計画が開始され、海外からの観光客増加を目指し観光振興に力を入れている。これまでは、ベトナム国内からの観光客以外はヨーロッパからの観光客が多い特徴であったが、最近はアジア圏からの観光客が増加傾向にある。メインの観光商品であるメコンデルタツアーでは、水上マーケット見学、果樹園見学、農村体験ホームステイなど生活・産業に密着した観光資源が多く、その保全と観光促進のバランスが課題である。また、その他観光資源の認知度は高いとは言えず、広報活動やツールを強化する必要があると認識している。
そこで、同市の観光資源を調査し、その魅力を国外へ発信するため、観光促進策を支援できるJICAボランティアが求められた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
以下の活動を配属先と協力して行いながら、同市の観光資源を理解・把握し観光振興を支援する。
1.観光地における問題を調査し、解決案を提案・支援する。
2.観光客に向けた観光促進資料(パンフレット・ウェブサイト・観光マップ等)について、作成・改善・更新を支援する。
3.ファムトリップ・セミナー・展示会等のイベント実施に協力する。
4.可能であれば、お土産物開発について提言・協力する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
コピー機、プリンター、FAX、一般事務機器
4)配属先同僚及び活動対象者
・センター長(男性/50代/法律専攻/経験30年)
・副センター長(女性/40代/観光学修士/経験8年)
・観光情報促進部(男性2名、女性3名/20-30代/経営管理修士、英語学士、経済学士、観光経営学士/経験2-5年)
・観光商品・サービス開発部(男性3名、女性1名)
・管理部(女性4名)
5)活動使用言語
ベトナム語
6)生活使用言語
ベトナム語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚と学歴レベルに合わせるため
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:調査広報能力が必要なため
[参考情報]:
・観光関連組織での観光マーケティング経験
任地での乗物利用の必要性
単車(小型自動二輪免許が必要)
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)