要請番号(JL02718A15)
募集終了
2代目
・2019/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
バリアブンタウ省人民委員会
2)配属機関名(日本語)
バリアブンタウ師範短期大学
3)任地( バリアブンタウ省バリア市 ) JICA事務所の所在地( ハノイ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
同短期大学は1971年に専門学校として設立され、1997年に短期大学に昇格した。省内では唯一の公立高等教育機関で、自然、社会、初等教育、外国語、教員養成及び経済管理の6学部を有する、3年制の教師養成短期大学である。学生数は1,691名、教師数は86名。外国語学部には英語学科があり、2015年に新たに日本語学科が新設され、中・高等学校の日本語教師養成に取り組んでいる。同大学は2012年に兵庫教育大学と交流協定を締結している。2016年3月から9月まで短期JV(青年海外協力隊)が活動した。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同短期大学が位置するバリアブンタウ省は、2011年に中央政府より日系産業の誘致強化地域として指定され、多くの日本語人材が求められるようになった。同省人民委員会は、2020年までの日本語教育発展計画を定め、省内の初・中等教育機関への日本語教育の導入と普及に取り組んでいる。同短期大学は省内の日本語教師養成機関の1つである。2015年3月、外国語学部に日本学科が設立され、同年9月に1期生が入学した。敷地内には、公務員、労働者や学生向けの夜間コースを開講している日本語教育センターも設置されている。学科設立より日が浅く、教師の教授能力も十分ではなく、日本語学科の学生や日本語教育センターの生徒の日本語運用能力も低い。教師を含めた学科全体の日本語レベル向上のため、ボランティア支援の要請があがった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
以下の活動を配属先同僚と協力して行い、教師や学生の日本語運用能力を高める。受持ちの授業は、赴任後に所属学生数を考慮し配属先と協議して決定する。
1.日本語学科や日本語教育センターにおいて、学生や学習者を対象に日本語の授業を行う。主にネイティブの強みを生かした会話や作文等の授業を行う。
2.日本文化交流促進のため、日本語会話クラブの支援をする。
3.現行カリキュラムと教授法が大きくずれていないかを同僚教師と共に検討し、必要であれば提案や改善を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
日本語指導教材『みんなの日本語I、II』
コピー機、プロジェクター、文房具などの一般事務機器、会議室、図書館
4)配属先同僚及び活動対象者
日本語学科長(女性/N2/30代/修士/8年)
同僚教師2名(女性/N2/20代/4年、女性/N3/30代/8年)
学生(日本語学科):3年生(1期生)24名、2年生24名(2期生)、1年生22名(3期生)
学習者(日本語教育センター)
5)活動使用言語
ベトナム語
6)生活使用言語
ベトナム語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(日本語教育に関する資格)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚の学歴レベルに合わせるため
[経験]:(実務経験) 備考:教師アシスト必要のため1年以上
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(20~35 ℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
校内の寮が住居であり、学生と積極的な交流が求められている。