要請番号(JL02719B02)
募集終了
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
アンザン省人民委員会
2)配属機関名(日本語)
アンザン省バイオテクノロジーセンター
3)任地( アンザン省ロンスエン市 ) JICA事務所の所在地( ハノイ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 5.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
2012年に設立された研究機関であり、アンザン省の農業の発展のために、新品種の試験栽培やバイオテクノロジーを用いた新商品の開発を行っている。ロンスエン市郊外に位置し、37haの敷地には、組織培養、農薬・食品分析の研究棟や温室、圃場施設が整備され、将来的には農業分野のインキュベーターとしての機能も有することが計画されている。農業バイオテクノロジー部、食品・環境バイオテクノロジー部、研究実験部で構成され、年間予算は約4,600万円。草の根技術協力「アンザン省における農地の土壌改良と農民所得向上支援パイロットプロジェクト」(2017年5月~2020年3月)の協力機関でもある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同配属先では、ベトナム南部の気候にあった農作物新品種の試験栽培を実施してる。草の根技術協力「アンザン省における農地の土壌改良と農民所得向上支援パイロットプロジェクト」と関連し、アイスプラントの試験栽培も実施されているが、暑い時期の栽培が難しく、最適条件を模索している状況にある(アイスプラントは、塩害被害が出ているメコンデルタでも栽培できる品種として期待されている)。加えて、他の農産品の試験栽培も実施されており、その研究支援のため、ボランティアの要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
実験部門スタッフと共に、以下の活動に取り組む
1. ベトナム南部の気候における、アイスプラント、メロン、プチトマト、葉物野菜の栽培方法を確立するための試験栽培を実施、マニュアル化する(アイスプラントが優先順位が高い)。
2. 日常業務を通じて、試験栽培の手法を指導する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
試験栽培に必要な資機材一式、温室等
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:研究実験部 12名(大半が大卒、24~37歳、経験2~10年)
5)活動使用言語
ベトナム語
6)生活使用言語
ベトナム語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(修士)農学系 備考:業務に必要
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:大学での研究経験含む
[参考情報]:
・アイスプラント栽培経験が望ましい
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居は、配属先敷地内にあるゲストハウスか、バスで30分の距離にあるロンスエン市内でのホームステイもしくはアパートとなる