要請番号(JL02722A17)
募集終了
3代目
・2022/4 ・2023/1 ・2023/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育訓練省
2)配属機関名(日本語)
ホーチミン市師範大学
3)任地( ホーチミン市 ) JICA事務所の所在地( ハノイ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 2.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ホーチミン市師範大学は、大学・大学院レベルの教員を養成する機能を有し、ホーチミン市における教育と文化研究の中心となる国立大学で、1976年に設立された。文学部・英語学部・フランス語学部・ロシア語学部・中国語学部・日本語学部・韓国語学部を含む13学部を有し、教員数は約700名、学生数は22,000名である。日本語学部は2008年に設立され、2022年2月現在、教員数は学部長を含め13名(うち2名は非常勤講師)、日本語学部の学生数は670名。2007年には日本の草の根文化無償資金協力でLL教室が整備され、2008年からは青年海外協力隊1名、シニア海外ボランティア(当時)1名が活動していた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ホーチミン市師範大学日本語学部は、時代により変遷する社会のニーズに合わせて指導方法や学習環境の研究と改善を重ね、近年は特に学生が日本人教師による指導を受けられるよう教育環境の整備に注力してきた。しかしながらCovid-19の影響により、2020年から現在に至るまで、同学部に日本人教師・専門家がいない状況が継続している。現在は非常勤の日本人教師2名にオンラインによる支援を依頼しているものの、十分な補填には至っていない。特に日本語の会話と作文については、ネイティブ教師による強化の必要性を感じている。こうした状況下、学生への日本語の指導のほか、若手教師の教授能力向上のための支援、カリキュラム・シラバス改善のための支援を実施できる協力隊員の派遣が要請された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
担当するクラスの学年や数は、配属後に現場の状況や要望を勘案し配属先と協議して決定する。
1.学生への直接授業(主に会話と作文を担当予定)
2.同僚教師の教授能力向上のための支援(教案作成支援・テスト問題作成支援等)
3.その他、日本語関連イベント実施支援及び学部運営補助に関し可能な限り柔軟に対応する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
【主な教科書】1年生:『NEJ』・『大学で学ぶための 日本語ライティング』、2年生:『Doraemon no Dokodemo』、3年生:『留学生のための 時代を読み解く上級日本語』・『シャドーイング 日本語を話そう~就職・アルバイト・進学面接編』
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:日本語副学部長(30代、専門:日本語・日本文化・経験12年)、 教師:10名(20代~40代、博士1名、修士5名、学士4名/全員N1/全員日本留学経験あり/経験3~15年)。非常勤の日本人教師2名がオンラインにて支援している。
活動対象者:1年生120人・2年生150人・3年生150人・4年生250人
5)活動使用言語
ベトナム語
6)生活使用言語
ベトナム語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(日本語教育に関する資格)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚の学歴レベルに合わせるため
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:指導が求められるため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
要請概要の「3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等」について補足:一般事務機器あり。大学で利用されている機材は隊員も利用可能。