要請番号(JL02722A47)
募集終了
・2022/4 ・2023/1 ・2023/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育訓練省
2)配属機関名(日本語)
クイニョン大学
3)任地( ビンディン省クイニョン市 ) JICA事務所の所在地( ハノイ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 2.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
クイニョン大学は、ベトナム中南部ビンディン省にある国立大学である。ビンディン省は鉄道含む陸路・海路・空路の中継地として近年工業団地の開発が進んでおり、観光開発も積極的に行われている。大学には、IT、自然科学、経済・経理、師範、人文社会科学等の12学部があり、学生数は約1万3千名、教職員数は約550名である。2018年度より人文社会科学部東洋学科日本コース及び日本語・日本文化センターにて日本語教育が開始された。本コース及び本センターにおける2021年10月時点での学生数は全体で凡そ100名である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
近年ビンディン省では、日本からの投資促進に積極的であり、日系企業は12社の進出がある。クイニョン大学には、地域唯一の日本語人材育成機関として省人民委員会及び日系企業からも高い期待が寄せられている。人文社会科学部東洋学科日本コースの専攻学部生に対して、また専攻以外の学生及び社会人に対しては日本語・日本文化センターにて日本語教育が提供されているが、教師の日本語教授経験が浅く学科及びセンターとしての日本語教授体制も整っていないことから今回のJICA海外協力隊員の派遣が要請された。専攻学部生の卒業時の日本語運用レベルはN2が目標、専攻外学生はN4を目標に3か月のコースを提供している。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
隊員は、以下の活動に取り組むことで大学による地域の日本語人材育成を支援する。
1.学生への直接授業(会話と聴解、作文等を想定。担当授業時間目安は一コマ50分、週15コマ前後を想定)。
2.同僚教師の日本語運用能力・教授能力向上支援(教案作成支援、テスト問題作成支援、勉強会実施等)。
3.学科による日本語教授体制充実支援(教材選定・作成、シラバス改善支援等)。
4.そのほか、日本語関連イベント実施支援及び学科運営補助に関し可能な限り柔軟に対応する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、椅子、プリンター等一般事務機器、プロジェクター、『みんなの日本語初級』、『みんなの日本語中級』
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:常勤教師1名( 男性/学士/20代/N3/経験1年/留学歴無)
・非常勤教師3名(女性/学士/20代・30代/N1・2・3/経験1年~8年/1名日本留学歴有)
・センター長(男性/修士/30代/英語可能)
活動対象者:学部生70名、センター30名
5)活動使用言語
ベトナム語
6)生活使用言語
ベトナム語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(日本語教育に関する資格)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚と学歴程度を合わせるため
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:業務上必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
8月中旬開始の2学期制(8月中旬~12月、1月~6月中旬)
住居は学内、職員及び外国人講師用ゲストハウスを予定。