要請番号(JL02722A59)
募集終了
2代目
・2023/1 ・2023/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
クアンニン省人民委員会
2)配属機関名(日本語)
ハロン大学
3)任地( クアンニン省ウオンビ市 ) JICA事務所の所在地( ハノイ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
本大学は、クアンニン省立師範短期大学とハロン文化芸術観光短期大学をもとに、2014年に創立された省立大学である。ベトナム東北地方の経済社会発展に向け人材育成・応用研究等を行っている。大学は4年制と短期大学があり、学部は生徒数が一番多い観光学部の他、文化・芸術・情報・環境・水産・教育及び外国語学部など11学部があり、外国語学部内に英語・中国語・日本語学科がある。2022年4月現在の教職員は約300名、学生は約6,000名。年間予算は約170万ドルあり、その内3分の2は省からの補助金である。キャンパスは省内に2カ所あり、日本語学科はウオンビ市にある。前任者の任期は2023年10月までである。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同大学では2016年に日本語学科が開設された。2022年4月現在の学生数は170名、内訳は1年生55名、2年生55名、3年生30名、4年生30名(1学年1クラス)。2022年は新入生60名の募集を予定している。クアンニン省では日系企業が数社進出しているが、今後は省の方針に沿った投資環境整備と共に日系企業の進出が増加し、日本語人材の需要が更に高まることを想定。配属先では教師の追加雇用による教授体制の確立と生徒数の増加を目指しているが、学科設立から間もないことから、学科運営体制が脆弱であり、また教師の教授経験が浅く系統だった授業ができていない。こうした事情から今回、協力隊員の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
隊員は配属先上司、同僚と共に以下の活動を通して、大学の日本語教育の現状を把握し、学科の日本語教育の質の向上と、大学の日本語人材育成に貢献する。
1学生への直接授業(初級・中級の会話と作文等を想定し、具体的担当授業は配属先と協議の上決定する。
2.若手教師の日本語教授能力向上支援(教案作成、副教材選定支援など)。
3.学生による日本語に関する課外活動の実施支援。
4.その他、日本語関連イベント実施支援等。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
教科書:『できる日本語初級・中級』『私の文法ノート』『私の言葉ノート』『みんなの日本語中級』『上級で学ぶ日本語』など
その他:コピー機、文房具、プロジェクタ等。図書館も併設
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:日本語学科長(40代/博士/経験20年)、日本語学科長(40代/博士/経験20年)、同僚教員:常勤7名(20~50代/N1-2/学士・博士/経験1~30年)、非常勤1名(ベトナム人/博士/経験25年)、非常勤2名(日本人/30-70代/経験6-15年)
活動対象者:学生170名
5)活動使用言語
ベトナム語
6)生活使用言語
ベトナム語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(日本語教育に関する資格)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚と学歴程度を合わせるため
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:若手教師への支援のため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(10~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
2学期制でそれぞれ開始時期は8月中旬、1月中旬。
住居は、敷地内にある教員用ゲストハウスを予定。