【配属機関概要】

3）任地（ トゥアティエンフエ省フエ市 ） JICA事務所の所在地（ ハノイ市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 飛行機+ﾊﾞｽ で 約 2.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

1999年にリハビリテーション専門の病院として設立。伝統医療科とリハビリテーション科があり、診察と治療を入院・外来患者に実施している。病床数113床、リハビリテーション科は、医師4名、看護師・リハビリ技師14名。病院全体で2020年は2900件の診察、940件の入院患者治療、2000件の外来患者治療を実施。地域の中核病院として人材育成や傘下病院へのCBR(Community Based Rehabilitation )紹介、疾病予防や健康指導も行っている。JICAと国際NGOであるHumanity Inclusionの連携重点病院となっており、同時に作業療法士と言語聴覚士を要請中。

【要請概要】

1）要請理由・背景

本病院はリハビリテーション専門の病院であり、小児科病院と成人病院の二つの病院を有する。隊員の配属先は成人病院であり、脳血管障害60%・整形疾患30%・その他先天性疾患等が10%の割合となっている。入院及び外来患者のリハビリテーションを行っている。小児から高齢者まで、個々の疾病にあった理学療法の実践・改善のために新たな知識や技術が必要とされている。初代理学療法士隊員は、患者個別のリハビリテーションの提供と、理学療法の質の向上を目指した活動を展開したが、更に継続した隊員派遣による支援の質の向上を求め後任要請に至った。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

1.実施されている理学療法にかかる改善や提案を同僚や医師に行う。
2.理学療法にかかる知識や技術を共有する。そのために勉強会や研修会、ワークショップ等を開催する。
3.医師や同僚セラピストと共に、患者の治療に直接かかわる。
4.可能な範囲でHIとの連携、また他リハビリ隊員や近隣地域隊員との勉強会やイベント開催などに協力・参加する。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

肋木、ダンベル、重錘、打腱器、pick-up歩行器、四点杖、自転車エルゴメーター、車いす、治療用ベッド、物理療法機器、傾斜台

4）配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
理学療法士 (40代 大卒 )
理学/作業療法士6名(30～50代)
内科医(50代 リハビリテーション科15年勤務)、リハビリテーション科医(20代 2名)、看護師等

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】