要請番号(JL02722B18)
募集終了
・2023/2 ・2023/3 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
カントー中央総合病院
3)任地( カントー市 ) JICA事務所の所在地( ハノイ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
本病院は、メコンデルタ地方最大都市の保健省直轄総合病院である。1975年に建設、2007年に改築された。内科・外科のほか、救急科・耳鼻咽喉科・口腔歯科・眼科等の47診療科を有し、医師約380名、看護師約620名、技師約75名、病床1423床、年間外来患者総数は約49万名、入院患者6万8千名。配属されるリハビリ科は、医師2名、理学療法士17名、1日あたり外来患者40名、入院患者約110名の治療を行う。2016年より理学療法士隊員が派遣され、その後任として作業療法士隊員が2018年より活動していたが、2020年3月にコロナ禍緊急退避により帰国し任期終了。年間予算は約30billionVND。
【要請概要】
1)要請理由・背景
リハビリ科では、2016年から理学療法士隊員により、同僚技師や医師等に対し理学療法の理論的な基礎知識の向上と治療バリエーションの共有が進められてきた。一方で、作業療法への関心も高まっており患者の需要も見込まれるが、人材の確保が難しい状況であった。独自に作業療法道具の導入を試みたものの、知識・技術共に乏しいため効果的な訓練は行えていなかったが、2018年7月から派遣された作業療法士隊員により、同科の作業療法サービスの充実を図ってきており、今般更に言語聴覚士隊員の派遣による包括的なリハビリ能力強化支援が求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先スタッフの一員として以下の活動を実施し、リハビリテーションの質の向上を目指す。
1.日々の患者への言語聴覚療法を通して、同僚の知識・技術の向上を図る。
2.リハビリテーション科で勤務する理学療法士・作業療法士が有する言語聴覚療法に関する知識をアップデートする。
3.リハビリテーション科が言語聴覚療法の基礎能力を構築するための支援をする。
4. 同僚のニーズに即した勉強会等を企画・実施し、能力向上に貢献する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
言語聴覚療法専用椅子・机、言語聴覚療法機材(タオル、チェス駒、カップ、お箸等)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
リハビリ部副部長(40代/大卒/薬学修士)
技師長(50代/大卒/PT)
理学療法士(大卒)C/P3名(30~40代)
理学療法士(専門学校)14名(20-50代)
治療対象者:整形外科疾患、脳血管障害等
5)活動使用言語
ベトナム語
6)生活使用言語
ベトナム語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(言語聴覚士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)保健医療 備考:C/P3名全員が大卒
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:応用力が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
同病院に派遣が計画されている作業療法士隊員との効果的な連携が期待される。