要請番号(JL02722B31)
募集終了
・2023/2 ・2023/3 ・2023/4 ・2024/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
ホーチミン市人民委員会
2)配属機関名(日本語)
ホーチミン市酪農公社(果樹栽培部門)
3)任地( ホーチミン市クチ郡 ) JICA事務所の所在地( ハノイ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 5.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
同牧場はベトナム戦争終結後により開墾され、1977年に設立された国営農場からホーチミン市へ移管された。220haの牧草地、1,100haのゴムのプランテーションおよび40haの果樹園を含む総面積は約1,360ha。総職員数約1,500名。牧場は5つあり、乳牛約800頭、肉牛約2,200頭、山羊1,500頭(肉用1,400頭、搾乳用100頭)を飼育している。果樹園は、柑橘園・バナナ園にて構成され、年間500tの柑橘(ポメロ)、10,000tのバナナをベトナムの品質基準であるVietGapに則り生産している。同配属先には2020年までは獣医師の青年海外協力隊員が派遣されていた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先はホーチミン市が運営する公営企業で、周辺地域の牧畜振興や果樹栽培技術向上の他、その販売収入により市の財政にも大きく貢献している。果樹についてはベトナム国内市場や中国に向けた輸出を仲介業者を通じて行っている。現時点では日本や韓国への輸出に向けた構想もあり、栽培技術・品質・収量の向上を目指しているものの、栽培技術不足や病虫害等のため、収穫量など満足できるものではない。また、収穫後の保存方法などの品質向上ならびにマーケティング知識の会得も課題となっていることから、隊員と協働することで新しい技術や知識を得ることを要望している。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
以下の活動を配属先同僚と共に行い、同僚の栽培技術の向上を目指す。
1.果樹栽培状況の把握
2.栽培に関する技術的な助言の実施
3.有機栽培への取り組みに向けた助言(特に土壌の改良、堆肥・微生物の活用に向けた圃場づくり、等)
4.出荷先の選定などにかかる助言(最終的には輸出品質を目標とする)
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
イス、机、コピー機、一般事務機器
4)配属先同僚及び活動対象者
公社長(男性/50代/経済/経験年数24年)
栽培担当副社長(女性/40代/獣医/経験年数18年)
同僚(男性2名/30代/農業/修士1、エンジニア1/経験10年)
5)活動使用言語
ベトナム語
6)生活使用言語
ベトナム語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)農学系 備考:配属先からの要望
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:適切なアドバイスが必要なため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居はホームスティ等になることがある。