2023年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02723A26)
募集終了

国名
ベトナム
職種コード 職種
H113 作業療法士
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2023/4 ・2024/1 ・2024/2 ・2024/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

カントー中央総合病院

3)任地( カントー市 ) JICA事務所の所在地( ハノイ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

本病院は、メコンデルタ地方最大都市の保健省直轄総合病院である。古くからある病院を元に1975年に設立、2007年に改築された。内科・外科・救急科・耳鼻咽喉科・口腔歯科・眼科等の47診療科を有し、医師約380名、看護師約620名、技師約75名、病床1423床、年間外来患者総数は約49万名、入院患者6万8千名。配属されるリハビリ科は、医師2名、理学療法士16名、1日あたり外来患者40名、入院患者約110名の治療を行う。2016年より理学療法士隊員が派遣され、その後任として作業療法士隊員が2018年より活動していたが2020年3月にコロナ禍緊急退避により帰国し任期終了。

【要請概要】

1)要請理由・背景

リハビリ科では、2016年から理学療法士隊員により、同僚技師や医師等に対し、理学療法の理論的な基礎知識の向上と治療バリエーションの共有が進められてきた。また、作業療法への関心が高まっており患者の需要も見込まれるが、ベトナムには作業療法士の資格制度や教育機関が不足しており、優秀な人材の確保が難しい状況である。作業療法道具の導入を試みたが、知識・技術共に乏しいため効果的な訓練は行えていない。2018年7月から派遣された作業療法士隊員により、患者への作業療法を通じ、同僚の基礎知識・技術の伝達を図りつつ、同科の作業療法サービスの充実を図ってきており、後任隊員による継続的な支援が求められている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先スタッフの一員として以下の活動を実施し、リハビリテーションの質の向上を目指す。
1.主に整形外科疾患や脳血管障害の患者に対し作業療法を実施する。
2.日々の患者への作業療法を通して同僚と意見を交換し、同僚の知識・技術向上を図る。
3.同僚のニーズに即した勉強会等を企画・実施し、能力向上に貢献する活動を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

作業療法机、椅子、訓練道具(ボール、レゴ、色選択ボード、コップ、輪投げ、スプーン等)

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
科長(30代/大卒/医師)
技師長(40代/大卒)
理学療法士(大卒)C/P3名(30~40代)
理学療法士(専門学校)13名(20-50代)
治療対象者:整形外科疾患、脳血管障害等

5)活動使用言語

ベトナム語

6)生活使用言語

ベトナム語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(作業療法士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)保健医療 備考:C/P3名全員が大卒

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:応用力が必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(20~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

同病院からは、同時期の募集で言語聴覚士隊員が要請されており、同隊員との協働による効果的なリハビリ活動・支援が期待されている。