要請番号(JL02723A30)
募集終了
3代目
・2023/4 ・2024/1 ・2024/2 ・2024/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
ホーチミン市医療薬科大学病院
3)任地( ホーチミン市 ) JICA事務所の所在地( ハノイ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1994年に設立された総合病院を前身とし、2000年に現在の名称に変更、2013年に15階建ての現在の病院が建設された。44科、医師約1025名、看護師及び技師1064名、薬剤師約140名で総職員数は約3811人。隣接する大学の実習生など医療従事者の人材育成を行いながら、医療サービスの提供、臨床研究を行う国立の大学病院である。市内4ヶ所にある施設の合計病床は1000床あり、外来患者は2020年に8790人/日、入院患者数は227人/日、約8万4千人/年。2代目作業療法士隊員が2020年3月にコロナ禍緊急退避にて帰国。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ベトナムのリハビリテーション分野では、特に作業療法士や言語聴覚士への関心が高まっている。配属されるリハビリ科では、26名の理学療法士、2名の作業療法士、3名の言語聴覚士が、関連診療科の5つのグループに分かれ、主に病棟を巡回しながら患者へのケアを行っている。作業療法を学んだスタッフが限定的なため、立ち上がり訓練等の簡単な作業療法的サービスの提供に留まっている。隊員はスタッフの一員として患者への訓練を実施することに加え、同僚の作業療法知識・技術の向上を図り、自助具・訓練道具の製作や購入の助言をするなど、サービス全般の質の改善に貢献することが期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.主に脳卒中患者と運動機能障害の患者に対して、同僚とともに作業療法を実施する。
2.患者への日々の臨床活動を通して、同僚の作業療法の知識や技術の向上を目指す。
3.ベトナムで入手可能な資器材を用いて自助具や練習道具の作成や提案を行う。
4.高齢者等、可能な範囲で個人またはグループのレクリエーションを紹介・実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
超音波治療器、電気刺激療法機器、温熱療法器、肩関節輪転運動器、バランスボール
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
リハビリテーション室:室長(40代/医者)
主任理学療法士(30代、修士)
理学療法士26名(20-30代/大卒)
作業療法士2名(20代/大卒)
言語聴覚士3名(20代~30代/大卒)
活動対象者:脳卒中患者、運動機能障害のある患者
5)活動使用言語
ベトナム語
6)生活使用言語
ベトナム語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(作業療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)保健医療 備考:同僚がすべて大卒
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚への指導が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)