【配属機関概要】

3）任地（ ゲアン省ビン市 ） JICA事務所の所在地（ ハノイ市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 飛行機+ﾊﾞｽ で 約 1.5 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

ビン大学は、”教育に熱心な省”として名高いゲアン省に1959年に師範大学として設立された国立大学である。人文社会大学、経済大学、師範大学および付属高・中・小学校・幼稚園を有し、職員数は約1,000名(その内、教員約700名)、学生数は約40,000名。2030年までにアジアトップ500大学に入ることを目標に教授陣や授業・研究内容のレベルアップを図っている。
附属幼稚園は、ゲアン省が指定する「グローバル人材開発パイロット幼稚園」の一つであり、幼稚園から大学院までの一貫したグローバル化への対応を標榜した教育ポリシー・体制のもと、ベトナム北中部のグローバル人材開発の拠点となることを目指している。

【要請概要】

1）要請理由・背景

ビン大学付属幼稚園には計20クラス、2歳～6歳までの園児535名と教員40名が在籍する。2～3歳の園児は125名(5クラス)、3～4歳は135名(6クラス)、4～5歳は121名(4クラス)、5～6歳は154名(5クラス)。ビン大学は、本付属幼稚園をグローバル人材開発パイロット幼稚園として定め、その教育内容及び体制の充実を図っている。グローバルな視点からの就学前教育の改善・充実を図るため、外国人教員の受入要望があり、今般特に日本からの協力隊員が要請された。幼稚園キャンパスは2つあり、任期中に2つのキャンパスでの活動を期待されている。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

配属先の上司、同僚と共に以下の活動に取り組み、幼稚園の授業内容の向上・充実に貢献する。
・園児の教育環境の改善に係る、計画・プログラムの作成を支援する。
・園児に対して、体育・生活スキル(手洗い等)・アート(音楽・図画工作:日本の歌や折り紙等)を教えると共に、教材やカリキュラムの改善を支援する。
・コミュニケーション能力の向上や問題解決スキル・創造性向上のためのプログラムを実施する。
・教員の能力向上のため、経験やスキルを共有する。主ににOJTとなるが、年に4回程度は教員対象の勉強会を実施。
・日本の幼稚園との交流イベントを含む幼児教育に関連する交流事業等のサポートを行う。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

教育訓練省指定の100教材、おもちゃ、数学・文学・環境・生活スキル用教具、TV、キーボード、スクリーン

4）配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
・園長(修士)経験21年
・グループ長(学士)3名経験12年～20年
・教員31名(全員学士、経験4～18年、30～40代)

活動対象者:園児:計20クラス、2歳～6歳までの535人

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】