【配属機関概要】

3）任地（ ライチャウ省ライチャウ市 ） JICA事務所の所在地（ ハノイ ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ ﾊﾞｽ で 約 8.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

ライチャウ省総合病院はクラス2病院であり、ライチャウ省における最大の総合病院である。省人民委員会の管轄下で、医療・リハビリ・疾病予防対策を推進するため28部署15課を有し、勤務する職員約500名のうち医者115名・看護師201名・インターン40名を擁す。病床は676床。隊員が配属予定のリハビリ&東洋医療科には11名の医師が在籍し、その内2名がリハビリ担当として勤務。その他、2名のリハビリ技師及び4名のリハビリ技師見習い(看護師がリハビリ技師になるための集中講義を週末に受講中)が勤務している。総合病院としての機能は十分に満たしており、万一の場合、ライチャウ在勤隊員のハノイまでの緊急移送も可能。

【要請概要】

1）要請理由・背景

リハビリ・東洋医療科のリハビリ担当職員は、リハビリ医師2名、リハビリ技師2名(1名は大卒、1名は短大)、リハビリ技師見習い看護師4名。理学療法の経験・専門知識の不足から、現時点で患者に提供できるサービスは十分ではない状況である。病院は隊員に対して、同僚技師たちの職業知識・経験の向上を図りその能力を高めることにより、患者に対するサービスの質の向上を期待している。病院からは外科病棟へもう1名の理学療法士隊員の派遣も要望されたが、リハビリ・東洋医療科に1名を配属し、必要に応じて活動内容に外科での理学療法・アドバイスも含めることとした。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

1.同僚のリハビリ技師・看護師等と共に患者に対する理学療法を実施する
2.患者に理学療法を指導する(集団療法を含む)
3.病院職員に経験と知識を共有する
4.同僚技師たちが理学療法用機器・機材を適切かつ効果的に利用できるようサポートする
5.見習い技師・インターンに対して基礎的な知識や技術を指導する

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

超音波治療器、衝撃波治療器、短波機、背中ストレッチマシン、電磁機械、低周波治療器、神経筋電気刺激装置、レーザー治療キット、等

4）配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
リハビリ&東洋医療科(リハビリ担当)
医師2名、リハビリ技師2名、リハビリ技師見習い看護師4名

活動対象者:
脳卒中、交通事故、腰痛等(重度患者はハノイへ移送)

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】