要請番号(JL02723B14)
募集終了
3代目
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
ソンラ省人民委員会
2)配属機関名(日本語)
ソンラ省リハビリテーション病院
3)任地( ソンラ省ソンラ市 ) JICA事務所の所在地( ハノイ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 8.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1966年に設立、1997年にリハビリテーション専門病院となった。病床数は200床、医師28名、製剤技師6名、看護師48名、技師20名、薬剤技師1名を含む総職員数は約136名。作業療法の主な対象は回復期、維持期の脳血管障害患者、小児の自閉症。病院には専門の教育機関を出た理学療法士が10名程度いるが、リハビリを主として担当するのは数か月の研修を受けた看護師。過去にはPT隊員2名、OT隊員1名の派遣実績あり、現在OT及びST隊員が活動中。
【要請概要】
1)要請理由・背景
リハビリテーション科には理学療法科と作業・言語・心理療法科(以下作業療法科)があり、作業療法科には2名の理学療法士と4名の看護師が在籍する。しかしベトナムにおいては作業療法士養成機関が限られており、これまでの作業療法科においては、患者に対する関節可動域訓練が主となっている。初代OT隊員が、患者の機能評価の定着や目標を設定したリハビリ治療ができるよう、カルテの導入や勉強会の開催、同僚への技術指導などを試みてきたが、コロナ禍に伴う帰国のため活動が断続的となった。現在は2代目隊員がこれらの業務の回復に努めている。作業療法の導入、同僚の作業療法技術の向上のため引き続き隊員派遣の支援依頼があり、本要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
・同僚への技術指導を行う(作業療法の考え方、患者との目標共有の仕方、作業療法プログラムなど)
・患者への作業療法、家族指導(上肢機能訓練、日常生活活動訓練、自主トレーニング指導)
・作業療法に関する勉強会の開催(作業療法全般の知識、症例紹介。初代作業療法士隊員が開催予定であるが、継続して実施)
・簡単なOTカルテの作成(初代OT隊員が作成、運用していく予定だったが実施できず、現在活動中のOT隊員が取組み中)
※一回の訓練時間は20分程度で、患者が来た順にリハビリを行っていく。各種評価、申し送り、患者との目標共有はなされておらず、ベッド上での関節可動域訓練に終始することが多い。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
エアロバイク、ウォーキングマシン、アクリルコーンやペグなどの手指の機能改善のためのリハビリ用具、各種筋トレマシーン、肋木、ティルトテーブル※ADL訓練用の備品は食事動作練習用のスプーン、ビーズのみ。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:作業療法科長(女性/40代/看護学修士/大学課程で100時間作業療法について学習済み/経験19年)、作業療法士9名(男性1、女性8名/20~30代/経験年数1~10年/4名は看護師、5名はリハビリ学士)
活動対象者:脳血管障害患者
5)活動使用言語
ベトナム語
6)生活使用言語
ベトナム語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(作業療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚が大卒であるため
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:応用力が必要なため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(10~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)